車狂♪︎さんが投稿した草ヒロ愛好会に関するカスタム事例
2022年02月19日 23時47分
このアカウントでは私が撮影した草ヒロ、所謂廃車体を1日1台紹介しています。 あくまで趣味なので各メーカーさんや車種に特定の意図や不満を持ったものではなく、個人的な主観で書いているため気分を害してしまうこともあるかもしれません。 自動車が本来の用途で使われていないこと、廃棄されていることに対して不愉快に思われる方はご覧にならないことをお勧めします。 また悪戯や盗難防止のため、草ヒロ個体の詳細や所在地等に対するお問い合わせには、如何なる方法でもお答えできませんのでご了承ください。
ふらり信州の峠ドライブ(2)
本日の草ヒロ(廃車体)シリーズ
今回は“スズキ エブリイ 郵便車 550 GB DA71V”です😄
土手の上から見下ろすようにして見える2代目エブリイの郵便車仕様。
前回と全く同じ型のエブリイではありますが、このように郵便車などの特殊な仕様だとレア度が跳ね上がると同時に、とても嬉しい気持ちになります。
郵便車ということで、フロント、フロントサイド以外の窓には牢獄の如く保護バーが張り巡らせてあるのは昔の郵便車の特徴。
従って2列目シートレス仕様車であるためグレードは必然的に最廉価である“GB”に絞られます。(2列目シートが無いグレードはGBのみなので。)
恐らく物置として使用するために払い下げで安く購入してここに置いたのでしょう。
車検は1993年9月で切れていたので、草ヒロ歴は撮影当時(2021年3月)で28年半と推定されます。
サイドより。
錆止めのためか、緑、白、グレーのスプレーで塗りたくってあります。
そのせいで必然的にカモフラージュ性も高くなっており、草が茂る夏は発見し辛そうです。
リアもスプレーで無造作に塗ったくってあります。
そのおかげかオリジナルの塗装のコンディションは良さそうですが、ここまでグシャグシャに塗ってあると元も子もありませんね。
まあそれは草ヒロ趣味人の視点であって、物置として使用する観点で見れば良い錆止めになっているのでしょうが。
畑の物置として仕様されているため、車内は物置草ヒロあるあるの農機具でも入っているのかと思いましたがこのエブリイは少し違う様子。
驚くことに車内には農機具ではなく、月刊コミックで埋め尽くされていました。
ノーラとサンデーという2種類の雑誌が山積みになっていました。
現役時代はお手紙や荷物を沢山運んだであろうこの個体、草ヒロになってまで紙に執着があるのは郵便車の宿命か・・・。(な訳w)
リアゲートの内側で一際目立っていたこの雑誌は調べたところによると、コミックノーラの1992年4月号でした。
先程書いたようにこの車の車検切れが1993年9月だったのでそれより前のものということになります。
恐らくですが、物置兼古紙の保管所として使っていたところ、雑誌が溜まりに溜まって古紙に出すのがめんどくさくなって今でも残っているのでしょう。あくまで僕の推測ですが。
エブリイの奥の川沿いには綺麗な桜が咲いていました。
ボディが塗りたくってあるのが残念でしたが、ロケーションは最高でした。