155のロワアーム交換・スタビリンク交換・タイロッド交換・155V6に関するカスタム事例
2023年12月22日 19時15分
アルファ155乗り 楽しい車が大好きです パジェロミニ→初代エスクードTA01W→涙目インプレッサ→三菱ジープCJ3(1973)→日産初代サニー(1970)→アルファ155(1995)
ガタガタの足回りリフレッシュを試みました。
ロワアーム、スタビリンク、タイロッドインナー&エンドの交換です。
タイロッドエンド・スタビリンクボルト緩めた後、ロワアーム外しに取り掛かります。が、ボールジョイントが横向きボルトに引っ掛けて固定される、国産車にはあまりないような仕様で戸惑いました。
若干ジャッキであげ、横からハンマーで叩くと抜けます。
ロワアームの横向きボルトをなんとか抜きました。
次にボールジョイントを抜きます。私はロワアームに押し当てたバールの頭をハンマーで叩いて外しました。
最後にロワアームのメンバー側取り付けボルトを外しますが、15mmの六角ソケットが必要という変態仕様。
しかも固すぎて鉄パイプを工具にはめ回しました。
上が社外新品です。交換前のスタビブッシュはカピカピでひび割れ、ロアアームのブッシュ部分は手でくるくる回ります。もはや機能しているかどうかという状態でした。
MEYLEの新品タイロッドエンドです。
Length [mm] 127
Thread Measurement 1 M12x1.5
Thread Measurement 2 M10x1.25
155のタイロッドエンドは複数種類あるようで、MEYLE社からは他に2種類(インナー側が共にM14で長さ違い)ありました。
当方の車両のインナー側はM12であること、長さもピッタリなので適合と判断しました。
(この時までは........)
さて肝心要のタイロッドインナーですが、用意したSST工具は円筒に対応しないタイプで回せずじまい。改めて工具を用意して後日再挑戦することにしました。
ロワアームの組み付けは簡単そうに見えて知恵の輪要素があり、四苦八苦しました。なんとか組み上げ、トーイン調整して終わります。
組み付け後、運転席側のガタは完全解消、助手席側はインナータイロッド由来のガタが少し残る程度になりました。両方ともタイロッドエンドがかなり痛んでいたのでしょうね。
さて、ここから大問題。
試走して足回りを点検したところ、タイロッドエンド付近にグリスのようなものが..。
よくみると、ブーツ頭側が破けてます。
そこで交換前のタイロッドエンドと改めて比べてみると、なんと新品社外のタイロッドエンドはテーパー部分が約1mm細いではないですか...。
通販パーツ業者に購入前の適合確認して頂いていたので想定外です。
アルファ155のタイロッドエンドは長さやネジ径だけでは適合確認できないということになります。
そういう訳でタイロッドエンドを改めて探しているのですが、テーパーの仕様まで記載された社外品が見当たらない状況です。
さてどうしたものか、情報お持ちの方いらっしゃいましたら是非ご教示頂けると幸いです💦