R1のオイル交換・廃線跡・炭鉱跡探索・コロナに警戒・大雨に警戒・ドライブに関するカスタム事例
2020年07月13日 23時12分
ユーノス ロードスター B2リミテッド&スバル R1 iに乗ってます。どうぞよろしく(°▽°) CTはクルマに関する日記として投稿してます。 無言フォロー失礼します🙇 フォローやいいねの挨拶は不要です。僕も殆どしません。
最近は不調が続くロードスターにかかりきりでしたが、今日はR1のオイル交換に行って来ました(*^^*)
帰りに、添田町庄の福岡県道95号線と453号線沿いにある貨物支線跡を見に行ったんですが
赤煉瓦とコンクリートの立派な炭鉱遺構を見る事ができました。
旧九州鉄道・旧鉄道省田川線貨物支線は、西添田駅付近から分岐する約1キロ程の貨物線で、写真のこの場所には庄貨物駅がありました。
庄駅は旧九州鉄道が明治37年(1904年)に、周辺の炭鉱から産出される石炭を輸送する為に開業した貨物駅で、その後は旧鉄道省に買い取られ、省鉄田川線(現 JR日田彦山線)の貨物支線として、西添田駅までの約1キロを結んでいました。
現在、庄駅があった場所には、煉瓦とコンクリートの炭鉱遺構のみが確認できます。右端に写ってる柱の様な物は、当時の電柱ですかね?かなり古い物でした。
しっかりした造りの施設だった様ですが、この建物やコンクリートが何だったのかは判りません。煉瓦の遺構は、巻上機の台座の様にも見えます。
明治期に開業し戦時下に休止となった たった1キロの貨物路線なので、ネット等で調べても現役当時の写真等は何も見つかりませんでした。
西添田~庄間の田川線貨物支線は、戦時下の昭和18年(1943年)に"不要不急線"に指定され運用を休止。その後も復活する事は無く、正式な廃止手続きも執られないまま、事実上の廃線となりました。
他に何か炭鉱の痕跡はないかと、県道沿いにR1を走らせていたら、それらしい物を発見しました。
民家の敷地内にある為 近くまで行く事はできませんが、炭鉱の坑口?の様なトンネルらしきもの。入口は倉庫のようなプレハブが建ってますが、空間が奥まで続いている様な感じです。
後で調べてみたら、この周辺は旧古河鉱業 大峰炭鉱跡でした。
今回訪問した遺構の位置関係をGoogle mapで見ると こんな感じ。
右下にJR日田彦山線 西添田駅。赤丸が貨物支線 庄駅跡。西添田駅から延びる道路が、右へ斜めに分かれて庄駅へ向かう辺りに かつての鉄道路線の面影を見る事ができます。
黄色の丸が、民家敷地内に炭鉱遺構があった場所。民家から裏手に広がる山全体が、旧古河鉱業 大峰炭鉱があった場所です。
青い線で囲った部分は、蔵内鉱業 岩瀬炭鉱があった場所。立地状況から察するに、岩瀬炭鉱から彦山川を渡ってトロッコで運ばれた石炭が、庄駅で貨物列車に積み替えられて運ばれていたのではないかと思われます。
古河の大峰炭鉱からも庄駅へ線路が繋がっていたかもしれませんが、それらしい情報を見つける事はできませんでした。
やはり廃止になったのが戦時下と古く、資料があまりにも少ないので詳しくは判りませんでした(´Д`)
梅雨が明けたら、もう少し詳しく古河鉱業大峰炭鉱跡を探索してみたいですね(*^^*)
まだしばらく雨が酷そうです。皆さんも十分お気をつけ下さい☔