アルトバンのSIRAKOBATO超理論・ディフューザー・DIY・空力パーツ・目立たないカスタムに関するカスタム事例
2023年05月25日 06時14分
SIRAKOBATO
空力パーツについて 褒めることなんか
滅多にありません
まあ 貶してばっかりですね
「こんなの 重量が増えるだけだろう」
そんな感じですかね、、😜
そんなこと ちょくちょく 書いてたら
怒られるので書かないけど😆
そんなSIRAKOBATOが
驚いたのが
旧式フィットさん ディフューザー
このディフューザーの効果は
F1でブロウンGPチームが
1年目で優勝してしまった
その理由は
上の 左側の写真
ブロウン ディフューザーにあるのですが
それと同等の効果が
旧型フィットさん ディフューザーには
有る😳
当時の F 1のルールには
ディフューザーについて規制があって
高さが 175mm
後ろから、見た時の大きさが決まっていたんですよね
そして 走行時に
車高を下げて 床下の最低地上高
それよりも低くなる車が
多数 現れたので
床下は2段式の
フロアが採用されていました
そのため ディフューザーの中央部は
跳ね上げるような設計を
しなければならなかった
跳ね上げるような設計にすると
空気が急激に曲がるので
斜め後方下に、コアンダ 効果 が起こる
大きな空気抵抗になってしまうのです
そして ブロウン ディフューザーですが
ルールによって 2段になった
縦の部分に空気穴を開けて
上の 図の縦の青いラインですね
そこからディフューザーの部分に
空気が抜けるように設計した
段付きの中央をそのまま
使うとディフューザーが
跳ね上がるような設計になってしまうのですが
タイヤの前 あたり
段付きの側面から空気を取り入れてるため
ディフューザーの中央は
なめらかに後ろに流れていくことになります
そのため 跳ね上がりによる
斜め後ろへの力
コアンダ効果がなくなり
ブロウンディフューザーは
空気抵抗が少ないのです
リアのディフューザーの効果は
その空気が 広げられること
空気が膨張することによって
前方の空気を引っ張り
その効果を発揮する
そのように前回説明しましたよね
ブロウン ディフューザーは
それほど ディフューザーの後方から見た面積を
増やしているわけではないです
ですので ダウン フォースの値は
その当時の他のチームとは
それほど変わっていないと考えます
ですが ディフューザーの
跳ね上がりを少なくすることによって
空気抵抗が減っているのです
次に旧式フィットさん ディフューザーですが
上の 赤い線を書いたところ
この部分に
タイヤの横のパネル
床下から後ろへのパネルが上に上がっている
そのため この 赤く書いたところの内側が
空気が膨張することによって
ディフューザーの役目を果たすのですが
この横向きについたマフラー
そのマフラーがその部分の
体積を奪ってしまっていて
この赤く書いたところの内側の
ディフューザーの効果を消してしまっています
その体積を奪っている マフラー
そのマフラーの下に
1枚の板を貼り付ける
そのことで 1/10 程度の
空気抵抗になると説明しました
写真を加工して
その状態を目で見えるようにすると
上のような状態ですね
板によって マフラーを
1/10 程度の空気抵抗にした
旧式フィットさん ディフューザーは
見た目では分からない
実際の後方下の体積を
増やす効果が生まれている
そのため
ボディの下からタイヤの横
そこの部分のダウン フォースを増やしている
ブロウンディフューザーも
W ディフューザーと呼ばれていましたが
私からしてみると
旧式フィットさん ディフューザー こそ
まさに W ディフューザーですね
本当に優れた設計です
どちらも ルールを打ち破った設計
ブロウン ディフューザーは
当時の F 1のルールを
旧式フィットさん ディフューザーは
マフラーという物理的ルールを
設計により無くした
工夫によって成し遂げた
素晴らしいものなのです
※旧式フィットさんの記事は
目立たないカスタム のタブをクリックすれば出てきます👍