コペンの沖縄・オッサンの独り言・台風接近中・ボディのデータ取りのチャンス・クルマ馬鹿に関するカスタム事例
2019年09月03日 20時08分
クルマ関連の仕事をして、いつしか好きでやってた板金塗装の仕事により、お客さんのクルマばかりやってたせいで、自身のクルマはそっちのけ。職種変えてから出会ったコペンが数十年ぶりの楽しみになりました。沢山のいいね!フォローありがとうございます。
お疲れ様です。。昨日にボディコーティング後のワックス施工を、ルーフとウイング、ミラーに施してみました。木曜から金曜にかけて台風13号通過、後追いで14号が居ます。台風通過後は確実に洗車しなきゃいけない。コーティング後のワックス、コーティングはどうなる? 絶好のチャンスです。😊
さて。ネタ切れからまた過去を振り返るオッさんにお付き合いください。
もちろんめんどくさい方はスルーでお願いします。
さて、本日は駆動系、FR車のデフ&ホーシングのお話を。
写真のデフは、1970年式 ニッサンサニーB110から摘出した物です。ドナー車はこちら!(笑)
4ドアセダンのおそらくD X
「これいるの?(笑)良いよ!持ってけ!部品取りにもならないよ!」なんて。ボディごとタダで頂きました。ちなみに写真では分かりづらいですが、エンジンも付いてます。ボディや骨格は全滅です。ですが、ガラスやドア、デブホーシング、ペラシャ、エンジン、その他細かい部位は活かせるドナー車でした。
ホーシングそのままをサンドブラストの後ペイント。そしてパイピングも銅管で制作。
しっかりと。。ここからデブケース分解になりますが。衝撃的な事があった。これだからゴミだの鉄くずだの言われる中に物凄い宝物が。。
おそらく、当時「日産レース用部品」現在の「ニスモ」? 4ピニオンのデフが入ってました。凄い興奮した瞬間だったな。(笑)ケースカバーとシャフトの磨耗が激しく腐食してて、シャフトの当たり面も磨耗気味。もちろん、もうこの部品は有りませんから作る以外活かせません。
作りましたとも。。😊デフはかなり精密な部位です。1/1000ミリ単位。締め付けトルクも当時の専門の職人さん、先輩方に資料を提供してもらい。
写真は現状。見てくれ大丈夫そうですが、ダメです。
右が現行、左が加工制作品です。旋盤用いて1/1000ミリ単位の加工。同質鋼材を10枚削り出して一番の一枚を。残り9枚は廃棄です。
シャフト部分のクリアランス、ボルト穴の位置、厚みも全て当時に近い加工。コピーしました。
一本のペラシャのタテなからの入力を、ヨコに変えタイヤホイールに伝える重要なデフ。
ここでは長くなるので掻い摘んでお話してますが、2回程デフをバラしては締め付けやクリアランスを繰り返し、復活させました。
オッさんの過去、経験談をここまでお付き合いくださり感謝。😊
今はコペンが大好きなオッさんでした。(笑)
👍いいね、コメント感謝です!ありがとうございます。
明日もガッツで!