カプチーノの自作エアロに関するカスタム事例
2023年08月14日 07時32分
静岡西部で、なにか作ってたりします。 基本フォロバしますので、気軽にフォローしてって下さいませ。 当方身体障害者で大きい施設では車椅子でないと移動出来ません。車椅子マークの駐車場を利用している画像も出てきますがご理解いただけたらと思います。
過去作編。
次に作ったのがコレ。
コルベットC6R Ver2.0。
前回中途半端に終わったので、リアを作るのに合わせてフロントも大改修しました。
2008年夏のK4-GPに合わせて製作しました。
リアはこんな感じ。
前回は2006年のルマン出場車両のカラー(ほぼ黄色単色)でしたが、今回は2008年のルマンカラーです。
あと、サイドスカートはスズスポ、既製品です。
製作画像を。
まずはリアから。
ベースバンパーはエリート。
そしてテイクオフのイケイケリアスポを仮装着。
ここにプラダンなど貼り付けて、形を作っていきます。
ちなみにココで使っているイケイケリアスポは、この後取り外され、バイパーGTS-R仕様のリアスポになってます。
製作はバイパーとほぼ同時期ってことになります。完成はコッチが後かな?
間違ってたらごめんなさい。
プラダンのみである程度の形にもっていって・・・
プラダンでは難しいところは紙粘土で。
最後は布ガムテでまとめました。
たしかこの後、紙ガムテ、マステを貼って・・・
その上にFRP貼って、硬化後FRP剥がしてこんな感じ。
既製品FRPエアロは、事前にメス型を作って、その内側にFRP貼るので、型から抜いたら余分なとこカットして取り付け穴開けたらほぼ完成。
しかし素人ワンオフではこんな感じにオス型を作って、その表面にFRP貼ることが多いので、表面は凸凹です。
ココから先が大変・・・
現在製作中のもそうですが、最近プラダンでメス型作ることが多いのは、この表面を整える作業をなるべく簡単にしたいためなんです。
ベースバンパーの不要箇所をカット。
3ヵ所ほど柱を残しているのは、一気に切りすぎてベースバンパーがフニャフニャにならないようにするため。
少し成長してますね。
失敗する事って大事だなと思います。
全部装着したら、装着したまま全体的を整えます。
個別に整えると高確率でずれますので。
つながってるようにみえますが、リアスポとバンパーは分離済みで、すきまにはマステを貼ってます。
整えたあとに簡単に分離出来ます。
で、テールランプの穴開けて・・・
だいたい完成かな?
テールランプはミニキャブ用を加工して使ってます。
そしてフロント大改修。
バイパー製作時にバンパーを伸ばすとデザイン的にバランス取りやすいことを知ったので、前回のバンパーに板金パテを盛っていったのですが、とんでもなく重くなるのと、パテの使用量が半端ないことに気がつき途中で断念。
作戦変更して、リア同様にプラダンと紙粘土でオス型を作ることにしました。
元バンパーは余分なところをカットして、オス型から剥がしたFRPを貼り付けて、整えて・・・
フロントフェンダーは少し角を作って斜めから見た時にちょっとボリュームあるように見える・・・かな?って感じに加工してます。
ボンネットは実車のように穴開けてます。
が、実は穴は埋めてあります。
穴開けた方が水温上がり気味だったので最終的に埋めました。
これは車や速度によって差が出るところですが、車って基本的に車体の下が負圧になるため、ラジエーターを通過した風は、車体下の負圧に引っ張られて抜けます。
速度が上がるほどその効果は大きくなります。
ボンネットに穴を開けると、車体下の負圧が弱い時にはボンネット内の空気が抜けたりしますが、速度が上がり車体下の負圧が上がると、逆にボンネットの穴から空気を吸ってしまい、結果ボンネット内の負圧が弱まり、ラジエーターを通過した風が抜けにくくなってしまうわけです。
うちの車だと、下の板を付けている関係で車体下の負圧が高くなりやすいので、より解りやすく水温が上がった感じですね。
使用時の速度と、フロアの低さ(低いほど負圧になりやすい)、エアロ形状で大きく差が出ますので、興味がある方はまともな水温計付けて、ピーク値だけでなく温度上昇の仕方などチェックすると面白いかも。
前回に続き、今回も缶スプレー自家塗装です。
ゼッケンベースも塗装です。
ということで完成・・・
したのがたしかK4-GP前日とか当日とかでした。
会社の夏休みに入って、チーム員と協力して、一気に駆け足で仕上げました。
個人的にはK4-GPは文化祭だと思っています。
ので、K4-GPの車検にパスしたところで目標達成!
でもちゃんとクラス入賞してトロフィーもらった気がします。