MR-SのDIY・ブレーキオーバーホール・ブレーキパッド交換・ブレーキキャリパーオーバーホールに関するカスタム事例
2023年12月25日 15時53分
2005年式後期型MR-S Sエディション 6SMTに乗っています。 根っからのスポーツカーとオープンカー好きです。 オープンでマッタリとドライブとなるべくDIYでコツコツいじっております。
ブレーキキャリパーOH取り付け編
ジャッキアップ
整備書と睨めっこ。
助手席側から。
キャリパーブランケットをハブナックルへの固定ボルトを外します。コレがまた固い。
インパクトさんに参戦してもらいました。
キャリパー外す前にブレーキホースのボルト緩めます。
ブレーキフルード垂れてくるのでオイル受け用意。
ブレーキホース外し、ホース端にはフルード止めのラインストッパーを挟み込みます。
ブランケット留めてるボルト2本抜けばあとはキャリパーブランケットごと引っ張れば外れます。
パッドの残り残量は中々アウトな感じ。
用意したパッドは新品ではありませんが、初代MR-Sに乗ってた時納車後すぐにTRDのスポーツパッドに交換して予備として保管してた純正パッドです。箱はTRDですが…
残量の比較。厚さが全然違います。予備のほうはアタリが出たくらいにしか減ってません。
パッドシムは新品用意してなかったので使い回し。ブレーキパーツクリーナーで軽く清掃。
鳴き止にブレーキグリス塗ります。ローターパッド側に付着厳禁。付いたらすぐにパーツクリーナーで洗い流します。
パッドはこんな感じで着く予定。
ここで取り付け順番をキャリパーやブランケット固定した後にパッド取り付ければ良かったんですが、先にパッドをブランケットにはめてからナックルに固定しようとして面倒くさいことに。
なんとか取り付けました。ボルト固定中。このボルトも新品用意すればよかったかなーとちょい後悔。
ブレーキホースのガスケット。オーバーホールキットに付属です。
ちなみに古いガスケットは真っ二つに切れてました。ホース側に引っ付いて残ってないか注意。
ホースも無事固定。ブレーキフルードストッパー外して取り付けるまでにフルードが垂れてくるのでスピード勝負。ここのユニオンボルトも再利用ですが、汚れっぷりを見たら新品用意すればよかったかなーと。
運転席側も同じ様に交換完了。運転席側は手順勝手が理解したので手際よく出来ました。
そして最重要なトルクレンチでの締め付け。規定トルクで締め付けます。ブレーキ関係は保安部品なので慎重に確認してやります。
ここからフルードのエア抜き。
用意したフルードは近所のホームセンターで外装破損品として半額売りされてたトヨタ純正ブレーキフルードです。サーキット走行しないんでこれで充分。
エア使って負圧で抜くブリーダータンク。
こっちはフルード補充用タンク。
こんな感じで補充しながらエア抜き。
エア抜けてる。
最後にブレーキペダルを数回踏み込んで手応えあるまで踏み込みます。
近所をゆっくりと走行テスト。少し擦り気味だったのが数十メートル走ったら当たりでたのか擦れる様な音も無くなりブレーキの踏みごたえや効きも交換前と比べるとよりリニアにスムーズになってます。いわゆるカックン感がなくなった感じ。
交換後のブレーキキャリパー。真っ赤なキャリパーが足元映え半端ないです。手間はかかりますがコレは満足度が高いです。
これにてブレーキキャリパーOH完結…
とはいかず次はリアブレーキキャリパーのOH予定。年内は無理ですが、年明け年度内にはなんとか実施出来たらなぁと。リアはサイドブレーキ関係でいろいろとめんどくさそうですが。また、部品用意しないと…SSTもね。
なお、ブレーキ関係の整備は重要保安部品ですので慎重に何度も確認して行いましょう。自信のない方は素直に整備工場で。