インプレッサ スポーツワゴンのざっくり北海道小話に関するカスタム事例
2019年09月30日 10時54分
●ざっくり北海道小話~旧國兼家住宅
岩見沢の材木商、竹野繁次郎の住宅。むくり(屋根面の隆起)のある玄関や、田の字型を変則的にならべた平面が特徴。庭園に面した8畳と6畳にはL型に土縁を回し、雪国の生活に適応させています。土縁とは板縁と土間で構成する縁側で、土間の外側に雨戸やガラス戸をめぐらせたもので、北海道の漁家住宅や金沢の町家などでも見られます。材木商らしく、秋田産といわれる杉やヒノキを使い、造作もしっかりしているのが特徴です。
[建設年]大正初[構造]木造平家
●ざっくり北海道小話~竹野繁次郎
明治 10 年 11 月、山形県鶴岡市の斎藤勘兵衛(米穀商)の四男として生まれる。四歳の
とき竹野家の養子となる。中学中退後、実兄と米穀取引仲買人を共同経営するも 33 年に廃
業し渡遺する。岩見沢の山口由太郎商店に勤め、37 年に札幌区精米株式会社に入社し 41
年に退職する。42 年岩見沢に北海製材雑穀株式会社、大正 6 年北見下駄材株式会社、翌年
空知コークス株式会社を設立する。
裏手に回ると広く綺麗な庭と縁側がありました( ^ω^)✨
縁側のある家に住みたいなぁ( ^ω^)✨