ミライースのDIY・フロント調整・簡単整備・ヘルパースプリング・プリロード調整に関するカスタム事例
2022年02月23日 13時22分
整備記録として使用 合言葉は『ラクで、大人しくて、実用的』 現生息地:福岡市近郊にある町 旧生息地:宮崎県宮崎市の港付近 原生 地:福岡県北九州市小倉南区
【フロント セッティング】
いろいろと乗ってみた結果、
『もう少し乗り心地と走行性能を上げよう』
…ということで、キャンバー角とスプリングのプリロードをイジってみました!
ただ、「乗り心地」と「走行性能」って相反する内容だから自分好みにするのはとても難しかったです。
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・今回も内容は複雑です 。
・記録として残してます。
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《Before》
キャンバー角は0度でセットをしてましたが、やっぱり車高が上がった分、急カーブでの横滑りが生じ易くなりました。
…かと言って、キャンバー角を付けると内減りをしてしまう…😭
ん~、タイヤの性能を落とさずに出来ないものか?
今、履いているタイヤは『Playz』で左右非対称なのは知ってましたが…。
……あれ?ネガティブキャンバー前提の設計だったの?笑
しかも内側を硬くしてるなら、ネガキャンにしても良くない?😂
じゃあ、キャンバー角を付けよう🎵
…ということで、キャンバーを付けました!
ちょっとスポーティーになったのか?笑
外見的には好きじゃないけど、走行性能を無駄にはしたくないから、そこはグッと我慢します。
んー、内股を見てるみたいで…😭
次にスプリングの調整をします。
両輪上げでメインスプリングにプリロードが掛からないセッティングにして、ヘルパースプリングを縮めてましたが、よく考えてみると「走行中に両輪が上がる」ってことはほとんど無いんですよね💦
じゃあ、片輪を浮かせて段差を越えた瞬間にヘルパースプリングが機能するセッティングにしてみようと思います。
もちろん、バネを遊ばせてはいけません。
これが今までの状態です。スタビライザーにヘルパースプリングが負けてしまって、メインスプリングだけになってる状態です。
これではヘルパースプリングの効果がないですよね。
たぶん、プリロードの掛け方が悪くて
「スタビライザー」>「メインスプリング」
となってるため、ヘルパーが潰されています。
※私のは『荒巻』を採用してますので、プリロードの掛かり具合により、バネレートが変わる仕様です。
なので、ここから「両輪」と「片輪」を交互に上げていきながら、
「スタビライザー」<「メインスプリング」
となる位置のプリロードを探っていき、
一瞬でもタイヤが浮いた瞬間に
「ヘルパースプリングが1mmでも伸びる位置」
を探します。
たぶん、みなさんは
『0Gでヘルパーにプリロードを掛けなきゃ良い話じゃない?』と思ってますでしょうが、『0Gでプリロード無し』だと、メインスプリングが3Kのため「1Gでバンプタッチ仕様」になってしまいます。
でも、縮みの余力は欲しいので
『片輪0Gでヘルパースプリングの効果が現れる位置』を探したかったのです。
ヘルパースプリングが少しでも伸びれば、それはもう合成バネレートと同じ機能になるためです。
探し始めて数時間……
ようやく見つかりました!
片輪が0G→1Gになった瞬間に、ヘルパースプリングが伸びる位置はここです。
別にタイヤを押し下げて作っているわけでもないので、ここで間違いないハズ!
つまり、この位置が
「スタビライザー」<「メインスプリング」
となる位置であり、
『メインスプリングに遊びが出始める位置』
であることが分かります。
また、片輪が浮いている状態でタイヤを下に限界まで押し下げてもメインもヘルパーも遊ばない位置でした。
当然、両輪を上げてもスプリングに遊びはありません。
実際、これから3mm以上スプリングシートを下に下げると、両輪が浮いた時にヘルパーも含めて、スプリングが遊び始めました。
さぁ、昼ご飯を食べたら港に行って試走行といきましょうか!😆