ロードスターのGYM活・読書・ツミデミック・★★★★★・直木賞に関するカスタム事例

【GYM活】

先週の土曜日はほったらかし温泉だったので、一週間ぶりのGYMでした

一日仕事をして空腹で、1時間半ウォーキングやジョギング、筋トレをした後の1km遠泳はキツい！

でも終わった後の達成感は、いいですね

1回GYM行かなかっただけで、＋1kgリバウンドしてました

歳は取りたくないものですね笑

【読書記録】

【55】,『ツミデミック』一穂ミチ:著(光文社)

あらすじです
新しい感染症によるパンデミックが発生し、世界は一変した
アルバイトを転々としながら食い繋いでいる青年・及川優斗は、あるバーで一人の女性と出会う
それはかつて、学生の時に死んだはずの同級生だった——(「違う羽の鳥」)

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新型コロナ感染症によるパンデミックで人生を狂わされた人たちの〝犯罪〟に関わる短編集です

第171回直木賞受賞作です

直木賞にハズレはないんですが、今作もまた素晴らしい作品でした

パンデミックによる悲しい出来事の数々と、それによって犯罪を犯した者、巻き込まれた者たちの不思議な物語です

全部で短編が6編あります

ファンタジックなお話もあれば、オカルトチックなお話もある

感動的なお話もあれば、モヤモヤの残るいわゆる〝イヤミス〟もある

読書を飽きさせない面白いお話ばかりでした

特に気に入ったのは「祝福の歌」

妊娠した女子高生の娘をもつ父親の話なんですが、この菜花という娘さんが痛快

イマドキのZ世代をよく表しており、オジサン世代には心を抉られるセリフのオンパレード

いいたいことをズバズバ言う奥さんもいて、かなり面白い

ストーリーや設定はかなり重いのですが、それをそう感じさせない筆力は尋常じゃないですね

辛い日常や人生も、「あ、どうってことないじゃん」って気にさせられます

「成瀬シリーズ」とは、また違った意味で元気や生きる意味、勇気や活力をもらえました

映像化はわかりませんが、ドラマ化したら面白いでしょうね

生きることに疲れた人にオススメしたい作品です

★★★★★星五つ