アテンザスポーツワゴンのGGアテンザ GYアテンザ・イジりだしたら止まらない・OBD2スキャンツール・LAUNCH・クルマの画像なしに関するカスタム事例
2022年11月20日 13時17分
マイカーとしてずっと乗っていたいと思う唯一無二のクルマ、初代前期アテンザ。 修理・メンテナンス・カスタム投稿がメインです。 作業記録を兼ねて投稿しています。よかったら覗いていってください。 二輪、四輪共にメカニックをしていたので自宅で作業出来る事に関しては工賃は掛からないとはいえ、既に当時の新車価格を超える部品代、塗装代、ショップに頼んだ修理代が掛かってます。😅
間に合わせで加工したインナーベンチュリーをキレイに作り直そうと思いながら、同時にカールファンネル化した“あの筒”無しでセッティング出来ないものかといろいろ考えた結果、たどり着いたのがコレ。
A/Fセンサーの信号とフューエル補正値をチェックしつつ、取付け位置を何度も微調整して、エアフローセンサーから計算される吸気量と実際の吸気量がマッチしたと思われる状態に持っていけました。
クルマが200kgは軽くなったんじゃないかと思うくらいに気持ちいい走りになりました。(言い過ぎか…💦)
走行中の長期フューエル補正値はゆっくり走っても、レッドゾーン手前まで使って全開加速してみても、大体Max15%あたりなので、“あの筒”が無くてもサブコンも大容量インジェクターも必要なさそうです。
※今回もクルマの画像ナシです。スミマセン。
インナーベンチュリーを作り直して、最初に取付けてみたところ。
これ、“あの筒”が無くなったので、もはやインナーベンチュリーとは呼びにくいのでインナーファンネルと呼ぶ事にします。😅
このインナーファンネル、取付け位置がこの画像くらいの高さだとファンネル外側の吸気量が多く、センサーの値から計算される吸気量よりも実際の吸気量が多いのでリーン状態になってしまい、長期フューエル補正値が20%(おそらく上限値)まで上がってしまいます。特にアイドリング時に短期フューエル補正が、A/Fセンサーからリッチ信号が入るまでどんどん増量し、25%まで行くと異常と判断して増量をカットしてしまうので、一瞬回転が落ちてしまいます。すぐにエアバルブが開いて回転を維持しようとするのでアイドリングはしますが、リーン状態なので滑らかなアイドリングではなくなります。
この後1週間掛けて仕事帰りに微調整を繰り返しました。
位置変更の作業自体は帰り道に、よくトラックやタクシーが休憩している路肩の街灯の下で10分程。
加工が必要なときは家に帰ってから。
センサーギリギリまで下げた状態。
アイドリングでフューエル補正が振り切る事もなく、長期フューエル補正値も10〜20%の間で変化しており、制御可能な範囲内に入ってます。
かなりトルク感が増えて、キャブ車で言うとビッグキャブに換装した様な感じ。
しかし、イジリだしたら止まらないワタシとしてはなんか物足りない…
キャブならメインジェットをもうひと番手上げたいところ。
で、外周部の流量を絞るためにファンネルに切り込みを入れて高さを更に下げたのが最初の画像。
この画像は現在のアイドリング時の物です。
走行中も、長期フューエル補正値は走行状態に応じて11〜15%、短期フューエル補正値はマイナス数%〜プラス数%内で制御する様になり、全く問題なし。
A/F制御がちゃんと出来ている状態で、メーカーのプログラムに対して仮に平均14%増量されていると言うことは、19年前のこのエンジンの熱効率が30%だとすると、4PS前後パワーアップしていることになりますね。(こんな計算でいいのか?)
“あの筒”。
もう使う事は無いでしょうが、捨てずにとっておきます。
大体、センサーの取付け位置がもっとエンジン寄りで、エアクリーナーのベースプレートからある程度距離があればこんなモノ要らないはずなんだけどね。
ちなみに、ファンネルに使ったのは28年前に誰かにもらったコンドルホーン。😁
パフパフホーンってやつです。
ショベルに付けて合図用に使ってたんですが、ゴム球が劣化して本体だけ保管してました。
こんな投稿を最後まで読んでいただきありがとうございます。
ワタシと同じビョーキかも知れないので、お気をつけ下さいませ。(^^)