ロードスターの某TAYA・王様のブランチ・読書・桜が散っても・★★★★☆に関するカスタム事例
2025年01月20日 17時59分
R6年3月10日、2代目となる魂赤のNDを納車しました。 ドライブと読書と映画が好きなアラフィフオヤジです。 呼ぶときは「ハル」でお願いします。 フォローはコメントのやり取りのある方のみとさせていただきます。 言い合いになりそうな場合には、CTの規定に則り即ブロックします。 R6.3 「ハル@マグローズ🐟」から改名
しごおわ、某TAYAで
連日のデブ活の効果か、ベルトが少しきつくなってしまいました
せっかく4つ減ったのに…
3つに戻ってしまう前に、また減らさないと
【読書記録】
【5】,『桜が散っても』森沢明夫:著(幻冬舎)
あらすじです
趣味の釣りをきっかけに、週末を桑畑村で過ごすようになった忠彦
現地でできた親友の浩之をはじめ、温かな人々や美しい自然に囲まれた桑畑村は、彼にとって「第二の故郷」と呼べるほどの場所だった
しかし、数年後、自身が勤める建設会社が桑畑村でリゾート開発を進めていることを知る
その事実を知った忠彦は浩之に会いに桑畑村へ向かうが、そこで人生を揺るがす出来事に遭遇してしまう
その日を境に、忠彦と家族の運命は大きく変わり出していき——(帯裏あらすじより)
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「王様のブランチ」で紹介されていて、気になって読んでみました
社会派ミステリっぽい感じで始まった物語ですが、次第に重厚な純文学になっていきました
ラストは感動で、涙が出そうになりました
周りに人がいるところで読んでいたので、我慢するのがたいへんでした
家族を捨てた父親の、真摯で優しい人柄と人生
「許せないけど嫌いになれない」という、長男健斗の言葉が身に沁みます
頑なに元夫を拒んでいた麻美が、家族で大切にしていた花を見て蟠りを解く姿に心を打たれました
一つの悲劇が生み出した、家族の絆の再生の物語
私が一番胸打たれたのは、家族を失ったにも関わらず、忠彦と寄り添い続けた親友の檜山の姿です
ぜひ映画化してほしい作品です
★★★★☆星四つ