アルトバンのSIRAKOBATO魔改造・SIRAKOBATO超理論・空力・コアンダ効果・ボルテックスジェネレーターに関するカスタム事例
2022年08月24日 07時52分
前回書いた
GT ウイングの下側の空気の流れが
ウィングに、より力強いダウンフォースを起こしているのが
理解できたと思います
物体に沿うように流れる空気は
コアンダ効果により強い影響を物体に与えるのです
上から吊るすタイプのウイングは
「スワンネック」って言うんですね
で、この写真があった記事に
ベルヌーイの定理で、、、、
って 書いてあったのですが
あーーーー
間違ってる😅😥😰
やはり空力が書いてある本とか
そういうの
わかってないんだよなぁ、、、😑
コアンダ効果、、、、
ではこのコアンダ効果が
ボディ 後面でどのような影響を及ぼしているのか
解説していきますね
大学生の記事にあった
車体の後ろの負圧がボディを引っ張ることになり
それは 抵抗になってしまう
たぶん大学で教えられた事なのでしょうけど
これは私からしてみれば 50点
この説明は完璧な 正解ではないのです
車が走るとボディの後面に 負圧ができます
その負圧に空気がひっぱられ
ボディ 後面のこのような空気の流れを起こしてしまいます
そう ボディ 後面の角の空気がより曲げられるのです
空気が曲げられるということは
そこに コアンダ効果が起こります
負圧により急激に曲げられた空気は
斜め後ろ側に力を起こすのです
この斜め後ろに起こった力は
車を後ろに引っ張ることになり
空気抵抗を増やしてしまうのです
大学で間違った 空力を学んだ人たちは
ボディ 後面の角を丸め
後ろの負圧ををなくそうと考えていたのでしょう
それは間違いです
負圧はボディをあまり 車を後ろに引っ張らないのです
負圧を気にするあまり
ボディの後面の角を丸めてしまうと
そこにボディに沿った曲がった空気の流れが
奇麗に流れてしまうので
そこには強烈な コアンダ効果を起こしてしまうのです
ではこのボディ 後面角で起こる
コアンダ効果をなくすには
どうすれば良いでしょう
それには ボディ 後面 角で
起こる空気の曲がりを無くしてしまえばいいのです
一つの例としては
ボディ側面 天井を後ろに伸ばす
上の図では 側面を後ろに伸ばした状態です
こうして後ろに伸ばすことで
ボディ側面で沿うように流れる空気が
伸ばした後ろの端で空気が剥がれます
このような加工をすることで
コアンダ効果をなくすことができるのです
大抵の車が天井の後ろに
天井から後ろに伸びるような形の
スポイラーが付いてますよね
そのスポイラーは
上の説明のような効果があるのです
私が思うには
このスポイラーを側面まで伸ばせば良いのに
そう考えます
良い例として 日産のエクストレイルですね
日産のエクストレイルは
リアガラスのサイドにパネルが付いていて
コアンダ効果を打ち消そうとしていますね
次に ボルテックスジェネレーターをつける方法です
流線型のボルテックスジェネレーター
前を丸い方向で後ろを 尖った方向
で付けてる人いますよね
ボディ 後ろ 角で起こるコアンダ効果をなくすには
この向きは間違いです
この向きではボルテックスジェネレーターの後ろ側に強い空気の流れが起こり
その空気の流れは50 km 以下ではボディ 後ろ 角に
より強い コアンダ効果を作ってしまうのです
ボディ 後ろ 角に
後ろ尖った方向でジェネレーターを付けている人の感想をよく読むのですが
60 km から前に進むようになるという感想が多いです
それはボルテックスジェネレーターにより作られる強く 細い 流れは
50 km あたりまでは強いコアンダ効果を起こすことにより
後ろに引っ張られ
60 km あたりからその強い 流れは
その強さによりまっすぐ後ろに流れるようになるのです
つまり ボディ 後面 角で
大きな空気抵抗の変化が起こっているので
60 km あたりから前に進むように感じる
ですが 50 km 以下では強烈な空気の流れは
より多くの コアンダ効果を角で起こしてしまう
日常的な車の速度は50 km 以下ですよね
前を丸い 方向 後ろを 尖った方向につけると
非常的に使う 速度では燃費向上にはならないのです
流線型の形のボルテックスジェネレーターをつける場合は
前を 尖った方向で後ろが丸い形
このように付けるのが良いです
では ボルテックスジェネレーター後ろ丸い方向でつけるとどのような空気の流れが起こっているのか
ボルテックスジェネレーターを後ろ 丸い方向でつけると
その丸い形の上下でカルマン渦が起こります
ボルテックスジェネレーターの後ろ側で帯状に広がる カルマン渦が起こるのです
このカルマン渦はボディと平行に渦巻きますので
渦によって、速くなった空気の流れは
ボディ 後面 角で曲がることなく 後ろに流れていきます
曲がることがないのでコアンダ効果が起きないのです
後ろの丸い形で起きたカルマン渦は
結構 低い 速度から起きます
低い 速度から渦ができるので
低速から高速までボディ角で起こるコアンダ効果をなくすことができるのです
前まるい 向きで後ろがとがった方向でボルテックスジェネレーターをつけている方
180度 つけている 向きを変えてみましょう
向きを変えることによって
60 km 以下でも車が前にどんどん進む
そのような感じに変わるはずです
次に 空力 改善 テープ
、、、、は次回に
ちょっと疲れたので😅