コペンのインテークパイプ割れ・インテークパイプ裂け・定番トラブル・応急処置・インテークパイプ交換に関するカスタム事例
2024年08月17日 21時39分
ほぼ、12年越しで、やっとこさコペンを入手しました。 長い道程でした😅 新車でコペンを購入に行って、家族の猛反対でミラジーノ ミニライトを購入~😓 寄る年なみには勝てず、泣く泣く大型バイクを降りたのを機に、コペン探しに没頭し…苦節半年… しかし、気付けば、もう… これを乗るには、勇気の要る年頃になってました😵 そんな意味で、私にとってのコペンは、ポルシェやフェラーリ よりも、絶対に欲しかった1台… 私と同じで、結構くたびれてますけどね😰
久々の投稿です。
写真の黒い物体は、さてさて何でしょう?
実は、純正品のインテークパイプの一部です。
奥さんを職場に送って行く最短ルートには、墓場や斎場が有る急な登り坂が有るのですが、そこを、そこそこのブースト圧を掛けて登ってる時に、ボンネットから「ボォーン」という爆発音💣️がしたわけです。
いきなり、ノンターボ状態になりました。
まあ、平地ならそこそこ走ってくれたので、無事に家に帰って点検したら、インテークパイプが写真のような状態になってました。
コペンでは定番の「インテークパイプの裂け」です。
このトラブルについては、様々な方々が語られていますが、裂ける箇所はだいたいが同じ場所です。
しかも「経年劣化」では無くて、年式や走行距離には関係無く、遅かれ早かれ壊れるという事です。
お盆休みで、部品の入手も難しいという状況と、チョイ乗りに使ってる日産デイズも、これまた定番のブロアーモーターの故障て、エアコンの風が出ないという猛暑には辛い故障となっていたので、コペンに応急処置を施しました。
応急処置の状況
赤矢印が裂けた箇所
一度に2箇所が裂けるというのは、非常に珍しい事象だと思います。
エンジンがノーマルならね…
とにかく動かす為に
アルミ板を巻き付け、抜け止めにビス止めて、アルミテープを巻き付け、ホースバンドで更に締め付けました。
かなり、荒行事です😁
雑な仕上がりですが、あくまでも応急処置です。
この状態で3日ほどコペンを使用しましたが、フルブーストは掛けれません。
さて、本格的な修理をどうするか?
私のコペンは、
「オッサンがコペンを乗ってるわ」=「ノーマル」という方程式です。
でも、私自身は「車も人も」=「羊の皮を被った狼」でありたいというコンセプトの持ち主です。
なので、外観から内装まで、なるべくノーマルを維持して目立たない仕様に専念してます。
アフターマーケット品を付けたとしても、
例えば、外観から分かるマフラーなら「錆びんからステンレスにした」とか、適当な理由を付けてます。
その反面「羊の皮を被った狼仕様」を目指していたので、エンジンの中身はというと実は別物です。
今回は、エンジンルームの、エアーインテークパイプの定番故障です。
ここは、アフターマーケット品に交換して、弱点を克服するか?
それとも、あくまでもノーマルに見える仕様に拘るか?で、酷く悩みました😰
出た結論は
アフターマーケット品への変更です。
エンジンルームを見せなきゃ良い訳です。
それに、私のコペンは、エンジン自体が違うので加給圧が半端ありません。
純正品では耐えられないと判断しました㊙
アフターマーケット品をオクで落札
安かったけど、商品説明には「ジャンク品」とある。
色々とググッてみると、ボルトステーに取り付の難があるらしいが、適当な手直しで克服できるらしい…
ところが、私のコペンは、エンジンが別物なので、青丸のスロットルボディーも違い、ハイスロットになっていて、赤矢印の純正のアクセルワイヤーの位置を合わせる為に、黄色矢印のスロットルボディースペーサーを入れていました。
今までは、プラスチック製のインテークパイプだったので、何とか柔軟性も手伝って取り付けできていましたが、今回はアルミのパイプ製
融通が利かない+無理付けは避けたい…という考えから、スロットルスペーサーを外す事にしました。
そこで生じる新たな問題
純正のスロットルワイヤーを取り付け出来ない。
解決策
スロットルワイヤーを正規な位置にする為に、固定するブラケットのボルト位置を変更しました。
てか、お仲間のコペンを同様にして、解決した経緯が有ったので、活用させて頂きました😄
作業途中の写真です。
純正のインテークパイプを撤去して、パイプの位置合わせを慎重に行います。
ポイントは
スロットルボディーの取り付け位置の上下左右の平行度と隙間
インタークーラー側のパイプの上下左右の平行度と隙間
それから、メインパイプの取り付けボルト位置
私の場合、メインパイプの固定ボルト位置 2箇所のうち、真ん中のボルトが曲げても合わず、仕方無いのでステーを切断して、再溶接をして直しました😱
取り付け完成の写真です。
今回苦労したのは、メインパイプの位置をしっか出す事でした。
インタークーラーから立ち上がるパイプは、純正なら3箇所で固定されていますが、この商品には固定箇所は無くて、全くのフリー状態となります。
振動とかで不安な場合は、当たりそうな場所にクッション材を入れました。
メインパイプはエンジン固定
インタークーラーからのパイプは、インタークーラーがボディーに固定されているなで、エンジンの振動とボディーの捻じれや振動は全く別物なので、インタークーラーから立ち上がるパイプがフリーだと、継ぎ目になるシリコンホースの接続部分が緩衝部分となります。
パイプの平行度やシリコンホースの接続具合、ホースバンドの取り付け位置等など、最終チェックを終え、純正のエンジンカバーを取り付けて完成〜
因みに、純正のエンジンカバーを取り付ける場合、ボルトは1箇所しか固定できません。
右側はダミーとして作業は終了です。
※インプレッション
ブースト圧Max
アクセルの付きが快感〜
目指す「羊の皮を被った狼」に満足😆