車狂♪︎さんが投稿した草ヒロ愛好会に関するカスタム事例
2022年02月14日 23時59分
このアカウントでは私が撮影した草ヒロ、所謂廃車体を1日1台紹介しています。 あくまで趣味なので各メーカーさんや車種に特定の意図や不満を持ったものではなく、個人的な主観で書いているため気分を害してしまうこともあるかもしれません。 自動車が本来の用途で使われていないこと、廃棄されていることに対して不愉快に思われる方はご覧にならないことをお勧めします。 また悪戯や盗難防止のため、草ヒロ個体の詳細や所在地等に対するお問い合わせには、如何なる方法でもお答えできませんのでご了承ください。
梅雨前の長野へ〜早朝から日没までの大探索〜(43)
本日の草ヒロ(廃車体)シリーズ
今回は“日産 ホーミー マイクロバス 1600 B641”です😄
このシリーズも今日を含めて残り3回となってしまいました。
今回ご紹介させていただくのは、このシリーズの第16回目にて登場したキャラバンのお隣に居た個体。その記事の最後の方に「キャラバンの隣に居るのはかなり珍しい車種なので、最後の方にご紹介させていただきます。」的なことを書いて引きずってきましたが、その個体となります。
それがこちらのホーミーのルートバンです。
こちらの個体はこのエリアでもかなりの有名個体となっており、確か某雑誌にも取り上げられていたと思います。
それでもこのカーチューンの草ヒロ界隈では初めて出る車種かな?と思いましたが、そういえば同じ草ヒロ愛好会メンバーの渋川さんが姉妹車であるホーマールートバンをUPされていたのを思い出しました。
お時間のある方は彼の投稿にある個体(10月10日投稿分)と、私が今回撮影したホーミールートバンとを見比べて姉妹車同士の間違い探しをしてみてください。
さて、いよいよ本題、この個体について。
先程も書いた通り、こちらのホーミーという車は、日産がまだプリンス自動車工業時代の1964年に登場したトラックのホーマーがベースとなっており、トラックとバンをホーマー、マイクロバスをホーミーと名乗り区別がされていました。
同社の日産キャブオールと比較すると、トラックはキャブオールの方がワンランク上でしたが、マイクロバスの視点で見るとキャブオールマイクロバスとホーミーではエンジンは400ccほどホーミーの方が下でありながらも定員はキャブオールが15人に対し、ホーミーが16人と逆転していたのと、ホーミーの方がお値段が10万円以上安かったのが起因して、当時ハイエースコミューターが独壇場となっていたマイクロバス市場に辛うじて喰ってかかれたのがこちらのホーミーです。
ちなみにこちらの個体はBピラーにウィンカーレンズが取り付けられているのと、ドアノブの形状から1968年以降の後期型と分かります。
サイドのエンブレム。
綺麗に残っています。
リアから
この食パンのようなフォルムが可愛いですね。
サイドにはとても味わい深い手書きの元所有者の事業所名が入っていたのですが、残念ながらお見せすることはできません。
縦に2つ配列されたテールがカッコいいです。
車内
中途半端なアングルで申し訳ありませんが、草に絡まれつつ綺麗なコンディションを保っていました。
最後にキャラバンとツーショット。
この並びから察するにホーミーからキャラバンに乗り替えたのでしょう。
先輩後輩同士、今後の余生も仲良く過ごしていただきたいですね。