GRヤリスのGRヤリス・バッフル自作・ウォータースプレーに関するカスタム事例
2023年05月06日 00時13分
北関東でGRヤリスRZHPに乗っています。 今はフルノーマルでサーキットを楽しんでいます。 ノーマルのままでいる予定ですが、整備やちょっとした小改造はぼちぼちやっています。 ヤリスの前はセリカ(ZZT-231)に乗っていました。
【自己責任!】バッフルプレート製作
これはウォータースプレー用の水タンクです。オーナーの方は違和感に気付いたでしょうが、タンクからボルトが生えています。
サーキット走行時に水が寄って吸えなくなることが多いので、内部にバッフルプレートを仕込みました。
と言っても一体成形のタンクを切るわけにもいかないので、ボトルシップの要領で注水口から気合いでプレートを固定しました。
サーキットでの効果は割と感じられたので、プレートを少し改良する予定です。
タンクに穴を開ける行為なので、失敗すると漏水します。やらかしたらタンクごと買い替える覚悟で、自己責任でやりましょう。
加工前のタンクと材料です。
ボルトセット4本、プレート1枚で構成されています。
ボルトセットはM5寸切ボルト×1、防水ワッシャー×2、ナイロンナット×3、フランジナット×1、ワッシャー×1です。ナイロンナットを使うことで供回りを防ぎ、タンク内部に突っ込む工具を最低限にできます。(あとプラスチック類が次第にクリープするので、その際の緩み防止の意味もあります)
全てステンレス製にしました。中途半端に異なる材質のものを混ぜると電食(錆)の原因になるので材質は揃えましょう。
プレートはペットボトルを切り出しています。
ナイロンナットを回してボルトを固定した様子。
ペットボトルは柔軟なので余裕で入ります。
このあとプレートにU字に開けた切り欠きをボルトにはめて、フランジナットを気合いで回します。
ボルトに引っ掛けるのは想像していたよりは簡単でした。ボルトが短く、プレートが小さいほど作業は楽。その分効果は小さいでしょうが。
細くて長いペンチやスパナと、あとクローフットレンチがあると良いです。
固定完了。
水を貼って防水チェックをして、問題なければ車に取り付けます。
ペプシの1.5Lボトルは形状がシンプルなので、大きな面積のプレートを取れます。
ボトルから切り出したプレートは丸くなる癖が付いていますが、熱と荷重を掛けてクリープ変形を促進させたところ、おおよそ平らになりました。ベニヤ板の上に切り出した板を置いて、鉄板を敷いて、その上にお湯を張ったバットを置いて一日放置しただけです。