2019年02月05日 (更新:2020年08月07日)
スプリンタートレノ AE110/AE111用マフラー5選紹介します!
AE110/AE111スプリンタートレノは、1995年から2000年まで販売された、コンパクトスポーツカーなのでチューニングされた個体も多くあり、その中でマフラー交換はチューニングの定番となっています。しかし、この時代のほとんどの車種に言えることは、競技用マフラーが多く出回っていることです。そこで、公道を走行可能な保安基準適合のマフラーを厳選して特徴と共にご紹介します。
スプリンタートレノAE110/AE111のマフラーを選ぶうえでの注意点
AE110スプリンタートレノとAE111スプリンタートレノでは、載せられているエンジンが異なるので、マフラーの互換性がない事に注意してください。この時代のスポーツマフラーは、かなり音量が大きいものが多くなります。
もちろん、JASMAが定める騒音規制に適合していれば車検に問題ありませんが、大手ブランドメーカー以外から販売されているマフラーや、中古で売られているワンオフ製作のマフラーの場合、競技専用部品がほとんどとなり、公道での使用はできません。
音質や音量、そしてエンジン特性をバランスよく引き出すマフラーは、JASMAの認証を受けた製品であることが、賢いマフラーの選択です。
このほか、マフラーの抜けの良さやパワーを追求すると、低中速回転で扱いにくい車となり街乗りで不便となるでしょう。
スプリンタートレノAE110/AE111用マフラーおススメ5選!
スプリンタートレノには、往年の名機4A-GE型エンジンを搭載した「AE111」と5A-FE型エンジンを搭載した「AE110」の2種類が存在します。排気量はもちろんエンジンパワーも異なり、同じボディーでありながらその中身は全く別物です。
エクステリアをカスタマイズするなら、どちらも互換性がありますが、マフラーのようなチューニングパーツは、「AE111」が主流となり「AE110」用は皆無となります。そこでここでは、「AE111」用のスポーツマフラーにつて、おススメをご紹介していきます。
フジツボ パワーゲッター
メインパイプ60.5φ、出口では90φという大口径のパイプレイアウトや、サイレンサー構造まで排気効率を狙った設計で、パワーとトルクの向上を狙ったマフラーです。排気音は、3,000rpmから上では高音質の迫力あるマフラーサウンドを響かせます。
しかし、アイドリング時には、ノーマル+αの排気音と静かな音量が特徴です。デザインは、小型砲弾サイレンサーが、トレノのリアを引き締め、スポーティーさを強調します。
柿本改 HYPER FULLMEGA N1+Rev.
レース仕様のマフラーを、ストリートで使用できるよう開発されたのが、HYPER FULLMEGA N1 + Rev.です。レース仕様とストリート仕様のエンジンでは、スペックが異なるので、そのままでは公道で走りにくくなるほか、排気音も爆音となり保安基準に適合しません。
そこで、ストリート走行でエンジン性能を最大限発揮できるマフラー設計とし、レスポンスとパワーアップを狙い、迫力ある高音が魅力です。
五次元 プロレーサーZZ
JASMAの認定ギリギリの排気音で、4AGエンジンの性能を最大限発揮できるよう、パイプ系やレイアウトを最適化させた軽量のマフラーです。排気音は、音割れのない4気筒の4AGならではの素晴らしい音を奏でます。
メインパイプには1.6mm厚の腐食に強いオールステンレスを使用し、テールデザインはSUS304ステンレスの砲弾サイレンサーとすることで、レーシーな雰囲気を高めます。
アペックスN1エボリューションマフラー
N1と名前が付くマフラーは、他にもありますが、AE110/AE111乗りがN1といえばこのマフラーを指すほど定番のマフラーです。排気音は、アイドリングではエンジンが掛かっているのを忘れるほど静かですが、アクセルを踏めば低音に濁りのある迫力あるサウンドが特徴です。
斜め出しのマフラーなので、砲弾型サイレンサーを後方から見ることができ、レーシーな雰囲気を高めます。
フジツボレガリスR
メイン、サブ共にサイレンサーはコンパクトで軽量設計となっており、内部構造も高効率としています。フジツボのパワーゲッターより音量は抑え気味ですが、アクセルを踏めばスポーティーさを堪能できる排気音です。
ノーマル車から、チューンドカーまで対応できる低中回転域のトルクアップと高回転域の効率かを両立したマフラーで、出口形状は90φで迫力のあるテールを演出し、しかもオプションでブルーチタンカラーも選べます。
まとめ
AE110/AE111スプリンタートレノのスポーツマフラーを紹介してきましたが、生産終了から19年以上経つ今も、いくつかのラインアップから好みを選ぶことができます。スプリンタートレノに積まれている4AGエンジンは、マフラーの選び方で大きく音質を変えることと、エンジンフィーリングもかなり変わってきます。
自分がどのステージで走行するかを想定し、そしてスプリンタートレノをどのようなチューニングをしていくかを考えて、マフラーを選ぶと良いでしょう。