フェアレディZのShinさんが投稿したカスタム事例
2023年09月22日 18時18分
20代⇒Z31 30代⇒S130Z 40代⇒JZX100マークⅡ そして50代... Z32にてZ乗り帰り咲きしました。 2022年/10月 新たにZ33を迎える事になりました。 今後はメンテ中心になると思いますが、末長くこのZ達と付き合って行きたいと思ってます。 Z32.Z33乗りのオーナーの方々、 Z33には未だ余り詳しく無いので、色々教えて戴きたく思います。
エンブレムとドアハンドルカバーの修復の巻
AMGのツレがこの度、めでたくZ34を購入しました♪🤗
故障ばかりのSLKなんて売ってZを買え!と焚き付けたのは僕ですが…🤣
今回のミッションはそのZに装着されてたカーボンパーツの修復です。
『金持ちなんだからこんな酷く破れたパーツは治さずに新品買ったら?』と打診してみたのですが、治して欲しいとの事。
これを完全に修復するのは無理!✋
完全修復は期待しないなら請け負う。
それ程迄に酷い状態のパーツでした。
経年劣化…
この言葉が全てです。
熱害でクリアも樹脂もひび割れてます。
その上、割れが数箇所に及び、商品はペラペラの状態。ちょっと力を入れたら割れてしまいそう。💦
ハンドルのカバー部分は、樹脂が劣化して無くなってる箇所がありました。
これだけ割れるって…もしかしたら商品自体に問題あるのかも知れませんね。😨
しかしこれを治せと言われても…
どう治すべきなのか…
前オーナーが、やっつけ仕事で何かした痕があります。でも、気持ちわかるなぁ…こんな治し方が精一杯でしょ!💦
エンブレム裏に配線があったので、通電してみました。
ほう♪青く光るんですね🤗
修復方法、色々考えてみた結果、瞬間接着剤とプラリペアで割れとヒビを治す事にしました。リューターで割れてる箇所を広げて、そこに瞬間接着剤とプラリペアを流し込んで、割れを閉じる作戦です。
リューターで削って、
瞬間を流し込む!
裏面も少し削って、プラリペアで盛って修復。
瞬間を流し込んだ時の画像
修復接着剤、乾くとこんな風に。
瞬間接着剤は乾燥迄は時間掛かります。
気長な作業になります。
樹脂が剥離してる箇所もありました。😰
瞬間接着剤が乾燥した後に、ペーパーを充てて慣らします。
問題はこういう箇所!
もう、樹脂は劣化して、カーボンの柄は見えません。
細かい番手のペーパーを充てても全然駄目でした。
なんでこんな風になるのか?😳
Z34はキーレスでしょ。
真夜中に鍵穴探して傷付けた!と言う事ではありませんよね?🤔
数時間後、エンブレムの割れ箇所に流し込んだ瞬間接着剤が乾いたので、ペーパーで研いで行きます
400→600→800迄、研いで行きます
でもね、敢えて若干凸凹のままにします。
何故か?それは強度を持たせる為👍
美しさも大切ですが、強度も大切です✋
内枠のシルバー色の箇所も、変色と劣化が進んでます。
シルバー色を再塗装。
この時は未だクリアーは吹きません。
次の施工は強度を更に持たせる為にエポキシレジンを塗布します。
劣化した樹脂をペーパーで穏やかなカーブで慣らした後に、筆塗りでレジンを被せて行きます
サラサラ液体のレジンを筆塗りで仕上げるのは難しい…
何度も重ねて塗っていく訳ですが…
レジンは乾燥時間が長い!
UV対応のレジンなら光当てれば速いのですが、それは強度的に弱いんです。
何日も掛けて、筆塗りをしてなるべく段差にならない様にして行きます。
その後に、仕上げのクリアーです。
エポキシレジンを塗布したので、可成り強度は戻ったと思います。
何箇所か弾きが生じてますが、何度筆塗りで凸凹の箇所を埋めても、後に弾きが生じる箇所がありました。仕方ない…😓
ツレにはこれが精一杯だと言って勘弁して貰いました。
完成した物を見てツレが喜んでくれたので良かった🤗
エンブレムの割れも目立たなくなりました👍
苦労したけどツレが喜んでくれたので🤗
今回は番外編。
Z34カーボンパーツの修復の巻でした👍
次回は、ブレンボキャリパーOHの巻です♪