スカイラインのスカイライン・ECR33・オルタネーターオーバーホールに関するカスタム事例
2021年01月04日 13時22分
トミーカイラ仕様(見た目だけ(^^;;)のECR33に乗ってます。 DIYで出来ることは、なるべく自分でやるようにはしていますが、写真撮影は全くの素人です⤵︎ 車に関する日常をボチボチと投稿したいと思いますので気軽にからんでください(๑>◡<๑)
カーチューンのみなさんこんにちは😃
年末年始メンテの最後の投稿となります。
マニアックかつ、かなり長くなるので興味のない方は読み飛ばしてくださいね😅
前から少し考えていたオルタネーターのOHをやってみようと思い立ちました。
ウマの上に載ってるし、施工中のautoplastoneが乾燥するのに24時間以上待たないといけないと言う巡り合わせもありました。
オルタについては、どうせなら強化品にしようかと思っていましたが、オーディオ組むわけでもないですし、電力不足を感じてるわけでもなかったというのと、コア返却のリビルト品でも1万円以上するので、OHがダントツに安上がりという結論に至りました😃
先ずはオルタの摘出ですが、私の車両はテンションロッドブラケットに補強バーが入っているので下からオルタを取り外すことができません💦
止む無くスタビを外しました💦
スタビ外すにはテンションロッドも💦
オルタは上下2ヶ所のボルト止めなので、まずは上から緩めます。12㎜です。
次に下のボルトを緩めます。14㎜です。
アジャストボルトを緩めれば、オルタ本体をエンジン側に振れるようになるのでベルトを外すことができます。
オルタを取り外す前にバッテリーのマイナス端子を外すのをお忘れなく😉
オルタ裏側のB端子のナットを外します。これは上から外した方が⭕️👌
12㎜です。
アース取り付けボルトを外します。
10㎜です。
次にハーネスを固定しているボルトですが、狭すぎてメガネやスパナが使えないのでショートのプラスドライバーで外しました。これも10㎜です。
あとは上下のボルト2本を外してコネクターを抜けばオルタ本体が摘出できます。
このオルタは三菱製ですね。
プーリーだけアルミに変わってます。
次にオルタの分解ですが、プーリーを外すにはインパクトと24㎜のソケットが必須です。
プーリーが外れたら4本ボルトを外します。
8㎜です。
プラスチックハンマーで叩いて分離していきます。
パカッと外れました。
次にプーラーを使って大きい方のベアリングを外します。プーラー使っての作業は写真を撮り忘れました😅
シャフトの根元を見ると少しサビててベアリングが固着してました。
外したベアリングは回すとゴロゴロしてて完全に終わってます💦
次に反対側の小さい方のベアリングです。
これはプーラーがあれば楽勝で外れます。
次にブラシの交換ですが、コイルを本体から外さないといけません。
取り外しは赤マルの3ヶ所と外側のB端子のボルトですが、右上の赤マルのネジを外すのに少しコツが要ります。
コイルを本体から外して少し浮かしてドライバーを入れ込むスペースを作ります。
コイルと本体はハンダ付けで固定されてるだけなんでポキッといかないように気を付けないといけません。
これでとりあえず分解が完了です。
ブラシはまだ残っているようです。
あと10万㎞くらいはいけそうですが、ここまでバラしたので交換しちゃいます。
ここを開けるとブラシが固定されています。
なんじゃこりゃ⁉️😳
ブラシの削れたカスが溜まっているのでしょうか。
ほじほじ掃除して、固定部分が見えました。
ハンダで固定されています。
ハンダ吸取線を使って、ハンダを除去します。
古いハンダに吸取線を当てて上からハンダごてを当てると溶けたハンダが吸取線に吸い上げられます。
見事に取れました❗️
がハンダごてを慎重にあてないと周りのプラスチックが溶けます💦
なんですぐ溶けるプラスチックなん⁉️😵
新旧比較
①ベアリング大
②ベアリング小
③オルタネーターブラシ×2
新品のブラシをセットしまして
ハンダ付けして固定します。
バネでブラシが押し出されます。
こう見るとかなり長いですね😅
ブラシに空いている小さい穴には意外と大事な役割があります。
ベアリング大をセット
簡単にはまらない場合は木材当てて軽く叩けば入ってくれます。
次にベアリング小
これも木を当てて叩いて嵌め込みます。
コイルを本体に戻します。
ここからは逆の手順です。
しかしブラシがスプリングの力で飛び出してるのでこのままではシャフトをはめることができません。
そこでブラシを引っ込めて裏の小さな穴から針金を刺すと〜、丁度ブラシに空いた小さな穴に通る寸法になっています。
このようにブラシを引っ込めて固定しておくことができます。シャフトを装着してから針金を引っこ抜けばブラシが飛び出ます。
後は蓋をするだけです。
プーリーを固定したら完了です。
折角なんでコアを少し磨きました。
残念ながらブラストは持ってません😅
最後にオルタを装着してベルトの張りを調整します。ベルトを手でめくって90度に捻れる程度にしておきます。
トラブルも💦
ベルトを張る手順を間違えてアジャストボルトを折ってしまいました😅良く考えればわかるのにダメですね😵
6Mのボルトなんで手持ちのモノで代用しました。頭が12㎜から10㎜になってしまいますので、ワッシャーを咬ましておきます。
スタビとテンションロッドを戻す前にエンジンかけてオルタをチェックします。
ファンの風の音がうるさいのですが、オルタは問題なく回っています。
電圧も14Vで安定して問題なく発電してそうです😊👍これでまた20年くらいは大丈夫かな?
備忘録も兼ねましたので長くなってしまいましたが、オルタのOHレポートでした。
【必要工具等】
①インパクトレンチ
②24㎜ソケット
③ミニチュアベアリングプーラー
④ハンダごて
⑤ハンダ吸取線
感想は想像してたより簡単でコスパはOHが断トツです。
作業よりCTアップの方が実際の作業より疲れたかも💦
最後までマニアックな投稿をご覧いただきありがとうございました😊
次は走るぞー💨