アルトワークスのHALTECH Elite750・クランク/カムセンサーノイズフィルター値調整に関するカスタム事例
2021年09月26日 07時24分
昨日は朝から黒い子と遊びました。
チェックエンジン点灯の原因をECU側で検証。
その後、設定変更をしてみようかと。
イグニッションオン。
HALTECH Elite750へパソコンを繋いでデータを取得。
チェックエンジンが点く原因を探ります。
データをみるも、これというところがない。
パソコン上ではワイヤーカット(断線)箇所もない。
アースも取れている。
センサーも悪くなさそう。
トリガーシグナルとホームシグナル(上死点の位置)がどうも気に入らない。。
取り敢えずトリガーとホームのフィルターレベルをもう一度見直すことにしました。
トリガーシグナルのフィルターレベルを1からゼロへ。
ホームシグナルのフィルターレベルを3から1へ。
変更してエンジンを掛けます。
さあ、エンジン始動。
パソコンにはリアルタイムの各部情報がみえてます。
さあ、どうなるか?
回転を上げ確認。
8500回転付近まで回してみます。
今まで7500回転で発生していたチェックエンジンは点灯せず。
調子良く吹け上がります。
クランク/カムセンサーのアラームチェック。
トリガーシステムエラーズはノーエラーズと出てます。
取り敢えずレブ当たるまで回してアラームが出ないのでヨシとする?
フィルター値を調整することにより改善されたようです。
自分なりに解析してみました。
チェックエンジンが点灯しなくなった要因は、ノイズフィルターレベルが強すぎ、高回転域になると信号が読めなくなってしまうのではないかなぁ?って。
今は調子が良いのでデスビの角度を記録して締め付けます。
デスビとしての機能はしてないんだけど気筒判別センサーの影響は多大。。
クランク角センサー付近も再点検。
こちらも異常無し。
序でにフロントカバーを拭いて綺麗にしました。
エアークリーナー関係とインタークーラー関係を元に戻してからもう一度エンジン始動。
そしてレーシング。
本来のレブ(9000RPM)まで回り、レブ当たります。
勿論チェックエンジンは点きません。
作業した内容と自分なりの見解をファクトリーの社長さんへLINEにて報告。
社長さんからモアベターな策があるようで。。
対策を練りますとのこと。
ハード的に?それともソフト的に?
何れにしても私には奥が深すぎてチンプンカンプン。
後日指示をくれるとのこと。
まだまだ開発途上の黒い子。
引き続き楽しみたいと思います。
兎に角、老眼の私には12.1インチノートパソコンの画面に出てくる数値は小さく、辛いです。
本当に辛い。
数値が見えません。。
読めません。。泣
暖機完了したので
さあ、試走。
ローギアだと一瞬で吹けきるため判断がつかないので2速で引っ張り、ちゃんと回ることを確認。
結果、エンジンポジションエラー等は出ませんでした。
外気温度20度。
ブースト1.4。
排気温度770度。
それにしても空燃比9.8って。。
セカンドギアだとこんなものかもしれません。
取り敢えず直った?
その後、街中を走り、信号停止。
そして発進。
その繰り返し。
エラーが出るかを確認。
エラーは全く出なくなりました。
う~ん。。
納得しないけど今回の事象は経過観察かな。。。
調子を取り戻したエンジンはストレスフリー。
スパッと回るエンジン、気持ち良いですね♪
黒い子はハイブーストの設定値が1.5キロ。
未だ上げれるので設定を1.7キロとなるようにアクチュエーターを引っ張ってみようかな。
ハイブーストはアクチュエーター制御。
ローブーストは電子制御。
EVCみたいなコントローラーは付いてません。
フルコンで全て制御できるので余計な配線、配管は不要が利点。
そして今日は孫が来る♪