レンジローバーのヒーターバイパスバルブ・効果確認に関するカスタム事例
2021年07月11日 22時05分
1987年式クラシックレンジローバーに乗っています。(model yearはDA) 中古並行物、3.5LガソリンV8 EFI、LT77 5速マニュアル、手動センターデフロック可能なLT230Tトランスファー。 ボディカラーは、元色はカスピアンブルー。2021年秋にセルフオールペンして艶消しベージュへ。 布シートでパワーシートなし、サンルーフなし、ABSなしの無い無い尽くしのシンプルな仕様。 2023年にフルコン化しました。 他にジムニーSJ30 とJB23 も持ってます。
本日7/11、12:00 快晴
快晴で外気温も31℃くらいまで上がったので、先日付けたヒーターバイパスバルブの効果確認をしてみました。
体感では涼しくなっているような気がしていましたが、やはりデータで確認したいと思い、温度センサーのK熱電対を助手席足元に設置して温度測定。
まずはクーラー稼働前の車内温度。炎天下で33.9℃。
30分ほど前にクーラーかけて乗ったので、時間をおけばもう少し上がったかもしれません。
ヒーターバルブをON(車内にはクーラント通さない状態)でクーラーON。
温度調整ノブは最低、ファンは最大のⅢです。
15分ほどで温度は22.0℃。寒い❗️
クーラー最大で炎天下でのアイドリング30分ほど。
ヒーターバイパスバルブでバイパスさせて車内にはクーラントを流さない状態でも、水温は安定していました。
このくらいの気温(約31℃)ではバイパス化の弊害は無さそうです。
ここでヒーターバイパスバルブをOFF(車内のヒーターコアに熱々のクーラントを流します)。
奥まったバルブ自体が88℃くらいになっているので、火傷しないように手袋して木片でバルブをOFFしました。
22.3℃となり、結論はクーラントを車内に流しても思ったほど車内温度は上がりませんでした。
ちなみにヒーターユニットの表面を触ってみると熱くなっていました。
クーラーのブロア吸い込みが助手席足元にあり、空気流れがかなりあるので、もしかしたら助手席はヒーターコアからの熱の影響が出ないのかもしれません。
次回は運転席足元の温度を測定してみます。