SLのSLと私 ⑥・追憶に関するカスタム事例
2023年10月22日 20時17分
今日は一日、ボランティア活動していました😓
遅くなりましたが、
SLの続きです。
いよいよ着手することに‥。
まずはナンバー変更です。
ちょっと記憶が定かではありませんが、この時か、それか次の車検の時か、陸事から、「サイドマーカーの不備」を指摘されまして、急遽取り付けることになりました。神戸ナンバーの時は、無くてもパスしていたはずなのに‥。陸事ごとの見解は相違するようで、長野では「ノー」と言われました。
前にサイドマーカーが付いているだけでは、アンバランスなので、後ろ側面の反射板も一緒に付けることにしました。(愛車紹介の写真のように)
何もないプレーンなスタイルが気に入っていただけに残念でしたが‥(>_<)
ナンバー取得後、ミッションを外してもらいました。木枠で梱包して、神戸へ。
どうせ神戸にクルマごと戻すのなら、外さずにそのままSLごと‥と思いましたが、地元の自動車屋の社長が‥
「本当に技術を持っているのかみるチャンスだでー。直ってなかったら、諦めりゃいいだろ。神戸にクルマを運ばなくて済む。ミッションだって、俺の所で、外注知ってるから、そこで直せばいい。手間かかっても、その方がいいでー」‥と。
約1カ月ほどかかったでしょうか‥オーバーホールされたミッションが戻ってきました。この後、鈑金を施してもらう予定だったので、また外さなければならないのですが、修理の状態を見るために、そして、鈑金前に、神戸へ再びSLを里帰りさせるために、組み込みしました。
考えてみれば、無駄なことだらけ‥でも、その1つ1つの事に意味がありました。
走行してみると違いは明らかで、スキール音を発する程のショックや、無意味な変速はおこらなくなっていました。
いよいよ神戸へ。
陸送を頼むか?キャリアカーで持って行くか?はたまた自走か?‥悩みましたが、自走を選びました。
何も起こらないであろう安心感がある現代のクルマに比べ、クラシックカーでのドライブはひとつの冒険で、「男の旅」‥そんなドキドキ感がたまりませんでした^ ^
また休日を使って神戸へ向かいました。
今度は昼間の走行でしたので、幾分楽に感じました。
ただ、渋滞がいちばん心配でした。普通に流れている時は良いのですが、渋滞などのノロノロ運転時、水温計の針が上昇してオーバーヒート気味になるのです。そして、錆ですが、アクセルペダルの部分だけ応急処置してもらいましたが、やはり、抜けたら‥と思いました。
でも、神戸に行く楽しみが、もうひとつありました。
それは、どんな代車を貸してくれるのかということです。また123かなぁ‥縦目のSとかだったら良いなあ‥想像は膨らんでいました。
神戸に着いて、社長と色々話しました。
「オートマはバッチリです。」
社長は嬉しそうでした。本当にクラシックベンツが好きなんだなぁと感じました。
さて、いよいよ帰りです。
用意されていたのは‥
ホンダトゥデイの初代の後期型でした。
オールドベンツを期待していたので、少しがっかりでした(・・;)
「これで500キロはキツイかもなぁ。」と思いましたが、走り出してみると、ホンダらしく高回転まで回るしっかりした走りで、なかなかのもの。
ただ、ドアが長く薄く作られていて、ボディーが心細くて「高速で事故したら、多分無傷ではいられないだろうなぁ」と思いました。
しっかりリクライニングするシートはさすがに便利(笑)で、途中休憩しながら、ゆっくりと帰ることができました。
長野に戻ってしばらく疲れがとれませんでしたが‥。
つづく