チェイサーのドライブ・シルビア・エンジンオイル交換・ホイール交換に関するカスタム事例
2018年11月28日 22時37分
ある日、エンジンルームを点検していると
インジェクターのインシュレーター(ガスケット?パッキン?ゴム?)が一ヶ所外れかけているのを発見しました
写真上のインジェクターです
下側に比べ黒いガスケットのような物体が飛び出ています
ガソリンが漏れている形跡はなく、放置しても走行はできるでしょうが
万が一の事態も考え、簡易的な修理をします
まずはマイナスドライバーなどを使って傷つけないように黒いパッキンを中に押し込んでいきます
押し込んだら次は再び飛び出してこないようにタイラップを巻いていきます
写真はイメージです
しかし
問題発生です
タイラップを巻こうにも
狭すぎて指が入りません
うまく隙間にタイラップが通せないのです
色々な工具を組み合わせてもうまくいきません
放置する訳にもいきません
そこで打開策を考えました
カマキリです
何故カマキリか
カマキリの腕の部分に注目します
通常カマキリはこの腕で獲物を捕らえ補食します
そこに注目しました
見てください
この形状を
いかに狭い場所でタイラップを通すに優れた形状なのか
このカマキリの腕は最早タイラップ職人の腕です
写真はイメージです
このインジェクターの下側にタイラップを通すのが困難なのです
見てくださいこのカマキリの腕を
最早タイラップ職人です
私は狭い場所でタイラップ補修する度に思います
自分の指がカマキリみたいだったらと
耳かきにも便利な形状です
さらには天性の凶暴性
カマキリの前に指を差し出せば必ずカマの部分で挟まれます
これが私の考えた作戦です
狭くて指の入らない場所にカマキリを入れてタイラップを掴んでもらう考えです
車の作業を中断して
早速カマキリを探しに行きます
一時間程して一匹のカマキリを発見しました
しかしどうやら卵をもったメスカマキリです
さすがにカマキリに申し訳ないと思い
このメスカマキリは逃がします
さらに一時間程してやっと2匹めのカマキリを発見しました
これはおそらくオスカマキリでしょう
しかし私のイメージするカマキリとは違いました
なんか弱いというか、細い
タイラップを掴む力がこのカマキリには無いと判断し
逃がします
やはり先程逃がした大きなメスカマキリのがタイラップを掴むのに適任でしょう
再びメスカマキリを探します
探します
メスカマキリを探します
今までの人生でこれほどカマキリを欲した日は無いでしょう
何故カマキリを探しているのか
理由なんてなんでもいいのです
草むらに響く虫たちの美しい鳴き声
秋の訪れを感じます
しかし
私が探し求めてるのはカマキリ
カマキリを探し
気付けば数日が経過しました
カマキリを欲する気も薄れ始めた頃です
私は遂に探し求めていたメスカマキリを捕まえました
この腕の形状
この凶暴な顔つき
まさに私が探していたカマキリです
私は念願のカマキリを手にいれました
以上が今回のDIYです
やはりカマキリはカッコいいです
少年時代に戻ったような感覚です
でもやっぱカブトムシが一番カッコいいと思いました