ミラのBGFKさんが投稿したカスタム事例
2024年08月14日 11時35分
夏の電子工作VOL2
無駄の極みチューンナップ仕様安物DAC&小型デジアン
無事に音出し中
結構音いいんでないか笑
第一印象、数日前にミニキャブ用に作ったやつよりいい
たぶんパワーアンプのICだな
この基盤は2018年から本格的な自作始めた時に、DACで最初に弄る素材にした基盤で今も同じのが売ってる
内容は光と同軸イン、電源は3.3V〜5V
デジタルオーディオインターフェイスはCS8416、DACはCS4344というやつでオーソドックスな組み合わせ
ここのチューンは結果的には出力後のフィルター回路(バンドパス)をデータシート通りのものに変更追加(手持ちの関係で僅かに定数が揃わなかった 470→330Ωに)
ほんとは2つのICへの電源供給を独立させるつもりで3.3Vも用意したが、基盤上で3.3VのLDO出力が共通電源供給になってしまっていたのでそこは諦めた
5Vのみで
ただ今回発見したのは、3.3VLDOへの電源ラインにL1L2というチップがあって要するにインダクタを通してノイズフィルターとしていた
中華の設計者の小技を感じた笑
ノーマル基盤では出力にセラミックコンデンサのチップでカップリングが入っていただけだったのでそれを撤去して後付けでバンドパスフィルター回路を
その後にアナログVR→パワーアンプ(PAM8403)へ
ここは弄る要素がほぼなくて、これも
アナログインの回路が、0.47μのカップリングに10kの直列なのでそこの素子を変更別体化
最近のオーディオ製品の音の特徴として感じるのは端正なんだけど味が薄いと感じる部分は、カップリングで入ってるセラミックコンデンサじゃないかと思ってて、
チップなのでサイズからしたら今後も使用必須の素子となると思うが、そこに音質が規定付けされるとなると、逆にオールドなものを使うことの優位性もありそうだなと
そのほか無駄の極みチューンナップというところでは、
内部配線に金メッキOFCを使ったり、出力のスピーカーラインに一部マニアで評価の高いベル線の単線笑
使う場所は選ぶけれども、いま聴きながらマジで使えるかもという感触