オールロードクワトロのシーズン前メンテナンス・備忘録に関するカスタム事例
2019年12月21日 18時58分
カーチューンではほぼ絶滅、みんカラなどに現存する数台のARQオーナーさんへの読み物、及び忘れがちな自分自身の2019備忘録。
(長ったらしく内容も浅いので興味の無い方はスルーでどーぞどーぞ
5月からのシーズンオフに走った距離1300キロ
ほぼ半分は姉に代車で貸し出してた距離💧
だいたい年1万キロ弱走行増えてますんで昨シーズンは年末から3月までで約8000キロ程雪山往復した事になります。
先代所有ARQよりも2年古く2003年製ですが走行距離は先代よりも購入当初は12万キロ若い、今から16年前の車がノントラブルでこの距離を走破した事に同車種先代オールロード所有者として驚愕の一言。
この型、自分のイメージでは治せど治せど次から次へと故障(普通そんな同型怖くて買わないw)メンテナンス続きで遠出は恐怖と諦めの車だとの認識
先代も最後はミッショントラブルで18万キロ超えの個体にその修理は費用対効果が悪すぎると泣く泣くギブして乗り換え
当初は先代で交換した高価な部品を流用できると金銭的な理由、後はやはりこの乗り味、スタイリングに後ろ髪引かれての賭けでしたが、走行距離、個体差の違いからか同じようなメンテナンスで比べ物にならない安定感。
かと言って今年もその好調が当たり前に続くなどとは経験上思っておらず、とりあえず最低限のメンテナンスを本格シーズン突入前にRSの重整備の側で少しずつ続けてきました😊
と言っても、そう大したメンテでも無く夏の富山長距離往復前にラジエーターの水道水圧力での掃除、クーラント全量交換、ウォッシャー液ホース破損の復旧
写真は前車オールロードでのタイベル交換時の写真
これが最大の問題、前オーナー?によるタイベル交換時のベルトのコマずれ、当たり前の作業工程だと写真の状態までバラさないと調整不可。
いつかやらねばと思っていても何となく走れてしまう状態なので有耶無耶に先延ばしにしてましたが、ベルト周辺に存在しつつ壊れたら不動、その取り付け箇所へのアクセスの難度から壊れると乗り換えまで選択肢に入る"サーモスタット"
たった数千円のお馴染みこのパーツ、ある一定の温度に達すると弁が開きラジエーターに水を回す小さいけれど急所となる部品、それがこの位置、この難工程必須箇所。
さらにアウデー、後々のメンテの事も考えて作業性の良い場所へレイアウトしてくれれば良い物を保証内の年数さえ保てば後は野となれ山となれかと思われるような良い感じの奥まった位置に鎮座
タイベル交換と一緒にテンショナー、プーリー、ウォーターポンプなどと共に同時期交換をしておかなければ何度もこの難工程を大金かけて繰り返すはめに。。社外製クソ安粗悪品もちょっとこの場所には気が引ける
夏場姉に貸している間の停車中に交換必須のコレがどうも未交換で弁が固着して開かず水温上昇、オーバーヒートが発生。。
コマずれ、周辺部品の放置、
前オーナーのかかりつけ医は、、💧
とにかく交換するか、降りるかの選択肢でしたが主治医の心意気で10月にその2点だけは調整、交換🙇♂️
これが今年1番の重要整備。
水廻り、バルタイ調整、バッテリーもまだ異常無し、点火系は未確認ですが現状全く違和感無し、吸気ホースの少しの亀裂も応急では有りますが処置、ミッションオイルは2年前にストレーナーまで交換、アライメントも同時期(車高上下するので効果は?ですがやらないよりマシかな)、冬タイヤ交換は整備に入らないので最後はオイル交換かなと。
昨シーズンは一年に一回、若しくは1万キロのタイミング的にシーズン終わりの時期に交換したんですが、よくよく考えると夏は走らせないんで少し距離を伸ばしてシーズン直前に交換するのがベストか?と。
ついでにタイベル調整時に主治医が気になった冷却系のゴムホースも熱による劣化が目につくとの事から合わせてリフトアップして交換
どうも最近オイルが漏れてる気がすると思ってそれも見ていくと、写真のエレメントの接続部からの漏れ、のみ、
凄く軽症(⌒-⌒; )笑っ
その他からのオイル滲みがまるで無い、定番のタペットカバー奥からも漏れた形跡無し、二代に渡ってこの車を見続けてる2人とも首をかしげる驚愕の光景でした
てきとーにRSと共通だろうと頼んで在庫しておいたエレメント、大きさは違いましたが問題無く取り付け
写真は数キロ走った状態で撮影した物ですが少しオイル滲みが有るので再度点検ポイント
奥まった所にあるゴムホースでワイヤー付きプライヤー?等工具が要るため今回はオイル交換共主治医の作業(会話はスルーしてくだされ)
多車種での同ホースの劣化を数本見せられましたが熱によるパンク、経年でプラスチック状に硬化、変形、これが抜けたら150キロ先で零下の中立ち往生する確率が跳ね上がる何気に重要なパーツ。
取り外したホースは部分的に柔らかくなってましたから純正金具では無く、発見時にホースバンドで締め上げてくれてました。
アウディ純正品と交換、更にホースバンド。
続けていつものスペシャルオイルを7リッター
その時ふと思いましたが
「入り口が異常に綺麗?」
経験上ここはだいたいの車でスラッジやらが固着してたりが当たり前だと思ってましたが、前回交換時から約1年半、オイルは今回と同じオイルを使用
交換後も乗り味体感できる程の変化無し
これって凄い事だと思います💧
このオイルの中の添加剤の成分、詳しくは尋ねてませんが、粘度、流度、耐熱性はもちろん汚れを浮かす成分、再付着を防ぐ成分が凄くレベル高いのでは?と。
交換後、走りや吹け上がりはいつもどおり滑らか。
はっきり言って毎回1万キロ前後、約1年走ってオイルに配合されている添加剤の成分が熱で劣化したり、ブローバイなどその他異物としっかり混じった状態で交換してるはずなんですが、交換後に体感出来るような目に見える変化はほとんど無し。
この表現でこのオイルがどんなものなのかってのが伝われば幸いです(敢えてこういう分かりにくい表現しました
RSは距離の事も鑑みて今後は少し早めの8ヶ月前後にしようかと、それでも一般的な大排気量ターボ車では遅いくらいに感じるかも知れませんがこのオイルだと少し早いくらいだと感じます。
ラジエーターのホースを外す過程でクーラントを全放出したため成り行きで今年2回目の全量交換、エンジン回転数を少し上げて温度を上げて、サーモスタットが開くのを暖房つけながら待ってエア抜き。
多少残る気泡はサブタンク内から多分排出
この話題で欧州車のサブタンクについて話しましたが、日本車の同じように見えるリザーバータンクとは用途が違って只の予備タンクでは無く、クーラントとエア抜きの圧力弁にもなってるから物凄く考えて作ってあると、要はここまで含めてのラジエーター、冷却系だと
とりあえず本格シーズン前、思いつく所、思いも寄らなかった所等、RSの片手間同時進行でやれるだけのメンテナンスは完了。
これで壊れずシーズン終わりまで乗れるとはまるで保証はありませんが、やらないより幾らかはマシになりました😊
ペラシャのマウント?若しくはミッションマウントの劣化による100キロ以上からの動力伝達時の振動はもっと酷くなってから交換なりを考えますが時間の問題か😅
どれもこれも主治医の気配り、心意気で成り立つ整備なのでいつも感謝してます🙇♂️
この後引き続きRSのブレーキパッド警告灯からのここ最近感じるブレーキの違和感についての総点検でしたが、長くなるのでまたいつか💧
この日は11時過ぎてからのいつもの飯会で同型排気量違いの2車についてのそれぞれの乗り味、サーキットやら峠でのコーナリング、ブレーキ、アクセルワーク、荷重移動等、多岐に渡ってプロ目線での目線、心掛けなど為になる話をして頂いてタバコ吸って解散🚬
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只のオイル交換とホース一本の取り替えで、よくここまでつらつらと中身の浅い長文が書けるものだと自分でも感心します、笑(2行で終わるw
今年も本格シーズンスタートです😊
がんばれオールロードちゃん(^^)!