BGFKさんが投稿したカスタム事例
2024年10月02日 08時10分
オーディオメインです♪スペックじゃなくて音を語ろう♪音じゃなくて音楽を語ろう♪語るのでなく音楽を感じよう♪
おはようございます
DAISOユニットの動作確認を兼ねてインピーダンス測定
グラフにヒゲみたいなのがありますが、たぶん周辺ノイズ
まだパラレル接続していない状態で、6個とも同じようなグラフでした
重要なのは左の山の位置で、
実質的にこの山が再生の下限を示します
このエンクロに入れた状態で190Hzくらいです
まあこんなもんでしょう
写真はとってないですが卓上の別のエンクロに入ってるやつは少し穴の開いた容量もおおきめのやつで180Hzくらいです
別のDAISOユニットのです
プラエンクロのスキマを簡易的に塞いだやつです
グラフの縦スケールを調整してないので山の高さが低くなってますが、300Hzくらいに上がっています
インピーダンスとは交流の流れにくさ(=抵抗)ですが、同じユニットでエンクロによってインピーダンスの特性が違ってくるのは、背圧によって振動板の動きやすさが変わり、それが測定インピーダンスに変化となって現れます
また高域が上昇傾向となるのはボイスコイル自体がインダクタンスをもっているので高域が流れにくくなる=インピーダンス上昇となっていることを示しています
総じて一般論で密閉箱では下のインピーダンスの山が高域方向に動いて下が伸びなくなります
ユニットが動きにくくなってるということでもあります
オーディオ的にどうかは一概には言えないですが、、、
(この先はまだ研究課題)
なお、グラフの上は位相グラフです
これはスピーカー一般に言えることですが、同じユニットでも帯域によって位相の角度がズレています
特にインピーダンスの山の前後で大きく変動しています
サブウーファーを繋げる際にピークディップが出来る要因は、車内形状による反射の影響と、このスピーカー自体の位相特性も影響していると思います
タイムアライメントで距離測って入力してはいお終いではうまくいかない理由の一つもこの辺にあるでしょうね