カプチーノの自作エアロ・FRP・灰接着に関するカスタム事例
2024年02月02日 22時00分
静岡西部で、なにか作ってたりします。 基本フォロバしますので、気軽にフォローしてって下さいませ。 当方身体障害者で大きい施設では車椅子でないと移動出来ません。車椅子マークの駐車場を利用している画像も出てきますがご理解いただけたらと思います。
今日もコツコツエアロ製作。
作業終了時点でこんな感じ。
FRPパテ+サーフィスマットはしっかり硬化してました。
ちなみにこの部分、
マステのノリ面にFRPパテとサーフィスマット貼ったことになりますが、ノリ面だと結構キレイに剥がれてくれます。
今回みたいに超簡易型として使えます。
こちらも硬化してました。
ある程度削ってみて・・・
強度的にも問題なさそうです。
ということで、ベースバンパーの余分なところを切り落としていきます。
いきなりドカンと切り落とそうとすると、切ってる途中で接着部分に盛大に負荷がかかったりするので、まずはエッジなどの骨になり得るところを残して切り落として軽くしていきます。
軽ければ負荷も小さくなりますので。
これも過去の失敗から学びました。
軽くなったら、骨も切っていって・・・
ほぼ切り落とし完了。
ベースバンパーで残ってるのはこの辺りだけとなりました。
これだと、正直、ベースバンパーナシでもいけたかと。
ただ位置決めが大変になるので、楽できたからいいやってことで。
ということで、問題ないか確認のため、装着してみました。
問題なさそうです。
バンパー下、いろいろ見えますが、元々黒く塗ってますので気にしない方向で。
バンパー下の固定部も使えそうです。
が、穴が大きすぎ。
FRP部ともはなれているので・・・
FRP板をエポキシ接着剤で貼り付けて・・・
FRPの面と面を貼る場合、自分はエポキシ接着剤を使うことが多いです。
結構便利。
そして少し浮くので、なるべく寄せて灰接着。
黒い部分集合がそれ。
今回は金属の点付け溶接みたいに使ってます。
線の接着に便利。
「灰接着?」
って話もありましたので、過去何度かこちらで紹介しましたが改めて。
30年くらい前に自分が偶然発見?した接着方法で勝手に「灰接着」と呼んでます。
使うのは瞬間接着剤(一番緩いもの)と、
タバコの灰。
タバコの灰であることが重要でして、今のところ代用品が見つかっていません。
例えば・・・
こんな感じに接着したい場合・・・
こんな感じに根元にタバコの灰を軽く盛って、
そこに瞬間接着剤を滴します。
上下逆ですみません。
季節によって時間に差がありますが、
瞬間接着剤を滴して少しすると、
変色していって高温になり(寒くなけれは煙もでます。)、変色後は結構強力に接着されてます。
削り粉なんかを使うのは結構一般的で、プラモ改造というかフルスクラッチで使ったりしてました。
で、削り粉が切れていた時に、タバコの灰が代用出来ないかと・・・
使ってみたら、煙がモワっと出て、直後には強力接着済みに。
「なんだコレ?!」
となりまして、いろいろ試して安定して使えるようになりました。
調べると、瞬間接着剤は接着するものの表面に付着する水分と化学反応を起こして強力接着されるそうです。
タバコの灰ってちょっと独特である程度形が残ります。中はスカスカ。
中がスカスカで表面積が広いことで、盛大に化学反応がおこり、高熱と煙も出て強力接着されるのではないか、と予想してます。
タバコの灰を細かく崩しすぎるとこの現象は起こらず、削り粉と同じ用にらなるので、多分当たってるかと。
タバコの灰のようにスカスカな灰なら代用出来るかも。
上手く使えばこんな感じにも。
この灰接着があったことも、自分でエアロ製作するきっかけの一つかもです。
実際、ガラスなど利用してFRP板を作り、切って、この方法で貼り付けて、形が出来たら全体にまたFRP貼って整えて・・・
とやれば実現可能なんです。
イメージ通りの形になるかは別の話ですけど。
とりあえずエポキシ接着剤がきっちり固まるまで放置。
ということで、ここで作業終了しました。
そろそろテールランプそのものも考えねば・・・