911 クーペのもはや此処に書く内容ではないと思うけど・忘備録としてお許しおば。に関するカスタム事例
2023年01月19日 11時14分
元旦から慌ただしく初詣も行かぬままナウ。
休みになったらアレコレしようと思いつつ、何もせずにダラダラと人間のアイドリング中。
目覚めたての空冷フラット6はオイルの固さが感じられるくらいに、とにかく回転が重い。
そこから大事に2000回転で20分くらいかけて。
エンジンとT/Mに熱を入れたら、さっきまでが嘘のように安定します。
人も車も、とにかく身体を暖めてから動き始めるのが大事だよねと2023。
ここのところはピンクのナローの大祭りでした。
何の祭りかと言うと、バラして綺麗にして選別して片付けるを2週間ぶっ続ける感じのお祭りです。
なのでバラして。
バラして。
バラしまくり〜のでトイレにセボン。
タンクの取り付けなんかはブチルゴムが硬化してしまって引き剥がすだけでひと苦労。
錆びたボルトとネジは一本づつ丁寧に抜いて、
穴とネジ山のチェックしてダメな部分を判別。
プラパーツや端子接続なんかもぜんぶ嗚呼。
イギリスから来たこの911は足回りの錆が強いけどボディシェルは完璧な雰囲気。
どうやら各部あまり手が入ってなくて50年前の取り付けのままっぽい所が多数。
あ〜このボルトこっち向きが正解か!とか。
黙々と作業しながら一人間違い探しが娯楽。
タル坊と同じ72年製とあって参考になる次第。
ラック&ピニオンやら。
ABCペダル。
固着したブレーキのシリンダー抜いたり。
アルミ被膜塗装のインマニを灯油で洗ったり。
精密なゼニスのキャブをシンナードブ漬な日々。
そしたらエンジンもあったよねと。
まだまだ終わる気配なんて無いです。
なので投稿も終わらないw
昨年やって覚えてるかと思いつつ、、
いつものやりながら思い出す方式を採用。
とりあえずバルブタイミングを両バンク計測。
チェーンテンショナーを外しチェーンを固定。
911空冷エンジン専用の特殊工具でカムを解放。
ロッカーアームも解放してシャフトを外して分解
ちなみにこのシャフト抜きも専用工具。
カムを抜いたらカムホルダーがころん。
クルマにポピー♪
カチコチのヘッドボルトを大事に緩めてヘッドを降ろしてあら簡単。お正月を写そう♪
そしたらピストンのお月様がお目見えです🌚
スタッドの緩みやケースのチェックして。
とにかくにらめっこが続き。
おなじみの?姿ですかね。
ピストンシリンダーはメタルを錆びさせない為にパーツが揃うまでこのまま。
スケスケオイルパンは先に装着であります。
T/Mのスラストベアリングは交換で初お目見え。
そして膨大な数の部品に何があるのか無いのか。
使えるパーツの選別とブラスト&再メッキor手磨きの仕分けは続行中。
そんな感じで911は予定通りにドンガラの空✌️
鶴の神様ご指定の塗装屋にお届けしました。
そしてそこには、さりげなくデイトナ!
ありがたや〜ありがたや〜。
その後、積車にパーツ運搬用のトヨエースをON
鶴の神様ファクトリーに到着です。
暖かいコーヒーを奥様に淹れてもらい笑い話。
カッコいいなぁもう。
俺もいつかこんな工場が欲しい。
おかしな話だけど996タルガにタルガバーは無いんのに、こんな物まで作っちゃってるし。
生沢さんのタルガ愛は半端無いなと痛感。
996のボディサイズって絶妙ですね。
そんなこんなでお疲れの様。
タル坊のオイルチェックと。
ガソリン満タンで担当者を呼びつけました。
そこらの男の子よりも慣れた手付きで良いじゃん
以上、年明けのご報告でした。