レンジローバーのDピラーカバーの着脱方法に関するカスタム事例
2022年02月01日 21時28分
1987年式クラシックレンジローバーに乗っています。(model yearはDA) 中古並行物、3.5LガソリンV8 EFI、LT77 5速マニュアル、手動センターデフロック可能なLT230Tトランスファー。 ボディカラーは、元色はカスピアンブルー。2021年秋にセルフオールペンして艶消しベージュへ。 布シートでパワーシートなし、サンルーフなし、ABSなしの無い無い尽くしのシンプルな仕様。 2023年にフルコン化しました。 他にジムニーSJ30 とJB23 も持ってます。
クラシックレンジローバー のDピラーカバーの外し方です。
外し始めているlowkeyさんと、これから外そうとしているshibaさんへ。
写真が左右で入り乱れていますが(笑)、左右とも同じ構造です😅
ここのネジ(タッピンねじ)4本を外します。
左上と右下のネジは写真の関係で同じものが写ってます。
また一番下のネジはサイズがひと回り小さいです。
室内からリアシートベルト巻取り部のゴムカバーを外して、矢印のボルトを外し、巻取り部を外します。
巻取り部上のアンカーのカバーを外してボルトを外します。
アンカーのカバーは少々外しにくいのですが、ここに爪があるので、ここを浮かす感じで外すと外しやすいです。
Dピラーの内張り固定している2本のタッピンねじを外します。
内張りを外すと、クォーターウィンドウ沿いに3箇所の穴があり、奥にナットがあります。
なお、穴には雨漏り防止のためガムテープが貼られていますので剥がします。
(私のは既にほとんど剥がれてましたが、笑)
穴の奥に対面幅5/16インチの六角ナットとスプリングワッシャー、平ワッシャーがあります。
指は入りません。💦
私は5/16インチのロングソケットを持っていたのでそれで外しました。
5/16インチ=約7.9mmなので、8mmのソケットレンチやボックスドライバーでも外せるかもしれません。
指が入らないのでワッシャーなどはピンセットで取り出しました。
流石CRR繊細ですね。😅
ネジを外すとフリーになるので、下側を少し外側に広げながら斜め後方下にズラせば外せます。
(少し下にずらさないとルーフに引っかかって外側に外れませんでした)
外れました。
見にくいですが、先ほどの丸穴の奥にあるオスねじが溶接されたプレート(サビサビになっているもの)は別部品になっています。(定位置から少し左へずらしています)
これはDピラーカバーをボディに着脱する時に、オスねじをボディの穴に入れたままDピラーカバーを上下左右にスライドできるようにだと思います。
こんな凝った構造は量産車ではなかなか無いですね。
ちなみにネジが溶接されたプレートは錆を落としてからサビキラーを塗布してから組み立てました。
通風口は樹脂のピンが金属のストッパーで止まっているので、破損しないように細心の注意を払いながら、ラジベンやマイナスドライバーで慎重に外しました。
取り付けはこの逆の手順で行いました。