N360の昭和商店・N360・3Dプリントに関するカスタム事例
2024年05月03日 22時55分
皆さんもだと思いますが旧車系の部品確保は大変ですね。
そんな中ヤフオク!チェックは毎日の日課です。
ここ最近レア品が出品されてます。
このエンジン/ミッションは当時のフォーミラーカーのFL500の車体ミッドに搭載されリアタイアを駆動されました。
当然レース仕様ですからミッションギア比数種類あり5速仕様もあった様でこれは正に超レア品です。
そんな中ホンダ純正で5速化されたのがZ360GSでしたが勿論かなりのレア品です。
何故この5速ミッションが貴重なのでしょうか。
当時N360が火をつけた軽自動車のハイパワー競争の為に、各社エンジンはリッター100馬力を超えるまでになりました。
しかし本来大衆車であるNの場合は生産終了まで4速のみでした。
Nをベースに開発されたホンダZの場合はスペシャルティカーと言う事もあり、5速ミッションやフロントディスクブレーキが搭載されたGSと言うグレードが1971年1月25日から追加されたんです。
しかし時代はより上級を望みNの空冷エンジン廃止され、ライフの水冷エンジンへと移行してきます。
当然Zも1971年12月1日にマイナーチェンジによってプラットホームが水冷のライフとなってしまいました。
したがって”空冷+5速ミッション”は僅か1年程度しか販売されておらず、また最上級モデルと言う事で販売数もNに比べれば非常に少なかったようです。
プライマリ21T交換により1/2/3速共にハイギヤード化されますがノーマル4速と5速の4速がほぼ同じギア比なので360のノーマル仕様でも1~4速は普通に使えます。
更に+αのエンジンパワーを得られれば21Tプライマリの効果は絶大です。
4速8000rpmでのノーマルミッションでは限界車速110km/hから5速へシフトUP、そこから8000rpm辺りまで引っ張れれば車速150km/h弱を達成です。
100km/h巡航も5000rpm程で可能です。
はっきり言ってN360の走りとは別次元です。
ここ最近年間1回ほどしかヤフオク!でも見かけませんが暫くぶりに出品中でした。
そんな中先週にもう2件貴重な5速ミッションエンジンが出品です。
何と奇跡的な3件の5速ミッションエンジンが出品です。
勿論コアな方はエンジン外観だけで5速ミッションエンジンなのを見逃さずしっかり入札も入ってます。
しかしその5速ミッションエンジンを活かすプライマリ21Tや長めのチェーンが絶望的に入所困難なのが非常に残念です。
ん〜無いんだったら作っちゃおうかな(^^)