ロードスターのDIY・ハイカム仕様に関するカスタム事例
2023年08月30日 07時18分
マツダ ロードスターが好きです。 特に好きなのは、今まで乗り継いできたNA、NB。 整備士してたような気がするので、大体の整備は自分でできる気がします。 グリップっぽい事やドリフトっぽい事をしてるかもしれません。
車体はもう24万キロオーバー。
ヤフオク眺めてたら出品されてたハイカムを思い切って購入。
元々エンジンのオイル食いが気になってたので、手持ちである腰下ブローと実働?エンジンの2機から後者のヘッドのみ使用。
夜な夜な作業してヘッドASSY状態で準備することに。
ドナーヘッドを洗浄のためバラしたらIN側バルブスプリングが一本折れてました😅
マルハモータース BP用RACEカム
VVT専用IN264°10.8mm&EX272°10.0mm
カーボン付着でガビガビなヘッドをサンエスK1漬け。
それでもバルブは綺麗にならなかったので、ドリルで加えてペーパー掛けしました。
載せ替え作業がほぼ日程決まっていたので、間に合わせるため鏡面化やポート加工は特に無し。
NA8やNB8前期のBP-ZEならリフト抑えめな基準円変更無しタイプで純正アウターシムが使えます。
ところがBP-VEはVVTの影響で基準円変更タイプのカムしかなく、リフターはインナーシムの専用品です。
必要なシム厚がわからず闇雲に揃えるのは時間とお金が掛かるため、純正アウターシムを測定してある程度の厚みは予測できます。
過大クリアランスだと微調整できないので、ドンピシャか少し狭いくらいでインナーシムを発注しました。
バルブすり合わせでクリアランスに影響があったのか、実際のところ16箇所全て削るハメになり、バルブスプリングが折れてた箇所は誤差が大きくて0.10mmくらい削って規定クリアランスになりした👌
内容は大した事ないけど、スライドカムプーリーつけてチューニングエンジンっぽくなるので、ヘッドカバーのプーリー側をカットしてみました。
デイトナの結晶塗装スプレー塗って、熱入れたらソレっぽくなりました。
カバーを開けてみたシリンダーヘッド。
EX側だけ特に汚れてる?
未開封なエンジンかと思っていたら、思いのほかピストンが奇麗。
2.3がピストントップにカーボン?みたいなのが付着していたので軽く綺麗にしたら、オーバーサイズピストンが入ってました。
車を13万キロ台に購入してるので、最低でも10万キロ以上は走っているけど...
ヘッド、ブロック面研はしていないので、念のためパーマテックスのカッパースプレーをメタルガスケットに吹いときました。
オイル漏れはエンジン下ろす必要のあるオイルパン側じゃないと良いなぁと思ってたけど、何故かクランクオイルシールが緩くて隙間にドライバー差し込んだだけで外れました。
オイルシール打ち込んだら、ホントはNGだけどオイルパン側にも液体ガスケット塗りました。
ヘッド載せ替え作業の前週だけど、インジェクター交換。
4ホール→12ホールで霧化性能アップ?
冬場は最大噴射90%近かったので、純正265cc?→550ccに噴射量も上げてます。
(今後のターボ化で間違いなく必要なので)
ガスケット跡の清掃剥がしや、インマニ脱着、細かい作業に苦戦しつつ何とか載せ替え完了しました。
吸気音が勇ましく、高回転が良く伸びるようになりました。
体感では15馬力は上がったかなぁ...
maxxecu+アウディコイル、インジェクター、ハイカム+ヘッドOH
メンテナンス的な意味合いもあるけど、既に結構な金額使っているから費用対効果は薄い🫠
ぐわーっと踏んだ後のオイルが焼けたニオイはだいぶ治まりました。