レンジローバーのハブOHに関するカスタム事例
2021年06月27日 08時27分
1987年式クラシックレンジローバーに乗っています。(model yearはDA) 中古並行物、3.5LガソリンV8 EFI、LT77 5速マニュアル、手動センターデフロック可能なLT230Tトランスファー。 ボディカラーは、元色はカスピアンブルー。2021年秋にセルフオールペンして艶消しベージュへ。 布シートでパワーシートなし、サンルーフなし、ABSなしの無い無い尽くしのシンプルな仕様。 2023年にフルコン化しました。 他にジムニーSJ30 とJB23 も持ってます。
クラシックレンジ、先日のフロントスイベル周りのOHに続いて、リアのハブもOHしました。
ハブベアリングを外して洗浄。
ベアリングのアウターレースを確認すると、左リアの外側ベアリングのみ虫食いが!
虫食い発生の1個のみ新品に交換することにしました。
その他のベアリングはマネー節約のため再利用(笑)
アウターレースはハブに圧入されているので、先の平らなポンチとハンマーで叩き出します。
比較的簡単に外れました。
純正品は高いので、社外品としては信頼のあるTIMKENを購入しました。11.25ポンド(送料含まず)
新品のアウターレースを叩き入れたところ。
新品は気持ち良いですね。
インナー、アウターともベアリングにグリスを充填してオイルシールをセット完了。
私の年式はアウターにもシールがあります。
ついでにブレーキローターのダストカバーが錆びていたので、塗装をするため外そうとしたらネジがポキリ(汗)
1時間格闘してやっと外れました。笑
ネジ山も無事で新しいネジも入りました。
サビを落として塗装です。
ホーシング側も。
ハブナットレンチでハブナットを締めます。
1個目のナットは締めすぎるとベアリングにプレロードがかかりすぎて焼き付きますので、ガタが無くなるくらいに軽く締め込むようにします。
この辺りは感覚を覚えるしかありません。
完成!
実はこの整備、2回に分けてやってます。
バラしてベアリングに虫食いが発見された時はベアリングの手持ちがなかったので、OHして一度組み上げて走れるようにしてベアリングをイギリスに発注。
ベアリングが届いてから再度バラして交換しました。
ちなみに、リアのドライブシャフトです。
長〜いです。
シャフトとフランジは溶接かと思っていたのですが、一体物のようです。
コスト高そう💦
古めのレンジは10スプラインです。
一般的に弱いと言われてますが、摩耗や変形などはありませんでした。