ミニキャブバンのオーケストラを鳴らすということに関するカスタム事例
2024年05月09日 07時03分
おはようございます
自宅の残存物撤去作業も本日で終結の予定
昨日で既に終わってたのも同然だったのだが、最後に車に積むものが多くて今日に分けた
約ひと月弱の作業だったけど感傷に浸る余裕もなくひたすら断捨離、、、
八王子の自宅は自分が後期高齢者になって住むには大変なところなのでいつかは引き払いが必要とは思っていたが、予定よりもかなり早くなってしまった
しかし仮に10年後に今回のような残存物撤去の作業をするとなったら到底体力的に無理だろうなとも思うので、今回がいいタイミングだったと考えるようにしたい
また断捨離には当然オーディオ関係も多数あり断腸の思いではあったが、オーディオも精力的に取り組むとしてもあと10年くらいが精々だと考えれば、残り時間のなかで自分のリソースを割く分野・対象を精査して、そこに集中した取捨選択が必要だろうとも考え、その立場で断捨離を断行した
話変わって、クラシックのオーケストラを鳴らす上で自分が重要と考えている点
大まかな帯域バランスや個々の楽器がそこそこ「らしく」聴こえるのは大前提としつつ、そこからの問題で、
自分は定位やステージングなるものよりも重要と考えているのが2つ
・ダイナミックレンジを確保出来ているのか
すなわち、オケの最大音量を出すべきところで具体的には100デシ程度の音圧を破綻しないで再生出来ているかどうか
・音楽の「空気量」がオーケストラになっているのかどうか
端的にに言えば、小口径のスピーカーを小さく鳴らしてもそれはオーケストラの音とは全く違うということだ
(なので自分は数を増やすことにした笑)
以前、ある著名な方から自分の車聴いてもらった感想で「オーケストラ聴きに行ったことありますか?」と、オケの音になってない旨の感想を言われて、確かにその時の自分の音はドヤ顔出来る水準ではなかったんだけど、そう言われて思ったのは
「オーケストラ聴きに行ってこの音ですか?」(その方の車の音が)
であった
クラシックの生音は、昔よく聴きに行った時期があり、しばらくブランクもあったが、この2年半でまた再開した
以前とは当然聴き方も違ってきたし、オーディオやる上で自分は生音を聴くことが遠回りだけれどももっとも重要な作業だとも思うようになった
それはオーディオの音がしょせんスピーカーの音だと分かるようになったこと
生音は、空気を伝わってくる音楽の音が全く違うということ
これこそが自分が「生音リファレンス」と言っている内容だ