スカイラインのバッテリー交換・HV37・スカイライン・整備に関するカスタム事例
2020年05月23日 22時39分
2級自動車整備士です。 歴代で5台目の所有車です、1周回ってノーマルが1番と思うようになりました! 出来るだけノーマルで綺麗に乗ります。 その為、カスタムじゃなくてメンテ更新がメインになりますので悪しからず。
まだ大丈夫だけど、そろそろ変えとくかと思ってネットで購入したバッテリーが到着。
ネットでもめっちゃ高くて迷ったけど、ピットワーク80D23L-MF(メンテナンスフリー)にしました。
HV37の新車装着バッテリーは途中でQ-85っていう規格に変更されてます。
たぶん、Q-85でも問題ないとは思うのですが、確信がなかったし(Q-85になったのなら80D23L-MFをまだ生産する意味は?って考えちゃいました。)ネットでの値段もあんまり相違なかったです。他のサイトでBOSCH社製のバッテリーに変えられた方もいるみたいですがメーカーの適合表では適合なし。
同レベルの能力でガス抜きチューブが刺さる穴あるバッテリーなら使えるとは思います。
他のメーカーでも色々探しましたがメーカー適合OKの商品を見つける事は出来ませんでした。
値段は高いのですが間違いないピットワークの同規格を選択しました。
V37スカイラインはステアリングが電気信号で操舵されます。
念のためハンドルの真っ直ぐを確認し作業開始しました。
HV37の補機バッテリーはトランクルームの左側です。
写真はサービスホールから覗いたところ
内張り外して、バッテリーを丸見えにします。
マイナス端子を外したら、左上のステーも邪魔なので外しました。
ステーは12のボルトとナット計4箇所で止まってるだけですが刃物のように鋭利な鉄板の部品でした。手を切らないように注意。
バッテリーより発生したガスを外に逃がすためのチューブが刺さってます。
写真の矢印の方向に引っ張ったら簡単に抜けます。
ちなみに、130214Sって書いてあるので、末尾から2014年製造って意味だと思います。1302の意味はわからないですがたぶん2/13かな?
6年以上使ってることになります。
プラス端子も外しました。
サルフェーションで白い粉が出てるのに気付きました。
いざ、バッテリーを上に持ち上げようとしましたが手も入れにくいし、指にも掛からない!何より重いっ!!体勢も悪いのでキツイ!
新品バッテリーから取っ手を取り外し、一旦移植しました。これで楽に持ち上げられます。整備士の知恵です。(バッテリーのメーカーが違ったら使えないけどw)
左が外したバッテリー、右が新しいバッテリー
カタカナの「ウ」って何?ww
あとは逆の手順で組み付ければOK。
オーディオとかパワーシート、トリップメーターは記憶なくなります。
再度設定させました。
翌日、ガスを逃がすためのチューブが刺さらない側に着いていたメクラを移植し忘れているのに気付き、同じ作業をもう一度する羽目になりました(涙)