S660のキャリパー交換・ローター交換・純正流用カスタム・ビックキャリパー・ワンオフ制作に関するカスタム事例
2022年04月11日 09時22分
1月後半から期末にかけて仕事や家の用事で忙しい日が続いていましたが、やっと少し落ち着きました。
と言う訳で、年明けの投稿で今年の計画として挙げていたブレーキ強化を実施。
ストラダーレさんと相談して期末進行でバタバタしてる間に準備を進めてもらってました。
いつもありがとうございます😊
さて、ブレーキ強化では社外のブレーキキット導入と言う選択もありますが、気になるのはコスト💸
価格なりの価値や効果はあるのは確かなんですが、ここはコスパ重視で純正流用を行います。
今回はフィットハイブリッド用の純正キャリパー&ローターを準備しました。
走行距離も伸びてきたので、この機にハブ周りも新調します。ハブボルトも10mmロングに交換。
フィットキャリパー流用と言うと、オートクラフトさんがリリースしている専用のブレーキローターを使用する手もありますが、今回はフィット純正のブレーキローターを使用出来るよう、スーパーナウエンジニアリングさんにワンオフのスペーサーとハブリングを製作していただきました。
導入コストは若干高くなりますが、純正対応にすれば交換時のコストは抑えられますし、好みで社外ローターも使用出来ると言うメリットがあります。
バックプレートはエスロク純正を使用。
キャリパーが大きくなった分干渉するのでカットしています。
組み上がったところ。
ブレーキローターがベンチレーティッドディスクに、そして分厚く(10mm⇨20mm)なったのが嬉しいですね😊
ハブボルトはローターをオフセットした結果、純正より5mmロング(突き出し23mm⇨28mm)になりました。
ブレーキパッドの比較。かなり大きくなりますね。
キャリパー大型化で気になるホイールとキャリパーの干渉ですが、オートクラフトさんのキットと比べるとホイール取り付け面が外側にオフセットされる分、キャリパーとの干渉はしにくくなりますね。
写真は6Jインセット42のホイールを履かせていますが、クリアランスは確保出来ています。
逆にブレーキローターをオフセットした分、ホイールが外に出るため、手持ちのホイールの一部がフェンダーからはみ出てしまいます。
年末に購入したグランプリさんのTEIN FLEX Z用のキャンバーロアブラケットを組み込んで、キャンバーを3度ちょっと付ける事で、リムのはみ出しを回避しました。
交換後のフィーリングですが、キャリパーのピストン径は大きくなったものの、ペダルを踏み込んだ時の感触はほとんど変わりません。
効きの方はパッド面積が大きくなっただけあって、これまで使っていたものより下のグレードのパッドを組み込んだのですが充分効きますね。
社外のブレーキキットのような見た目のカッコ良さや対向キャリパーのタッチの良さはありませんが、純正故の安心感とサイズアップしたことによるブレーキの余裕が得られたので、満足しています。
サーキットでテストするのが非常に楽しみです♪