X-stream(エクストリーム)さんが投稿した魅せるエンジンルーム・コルゲートチューブ・結束テープに関するカスタム事例
2018年05月18日 23時33分
無言フォローお断りです。フォローされても解除しますし、フォローバックもしません。 常識を持ち継続的な関わりが出来る方のみお願いします。 千葉の野田市でX-streamというクルマの何でも屋!?をやっています。 愛車はRX-7他。 “X=未知の、stream=流れ” 【神は細部に宿る】 一つ一つの作業に拘り、見えるところも見えないところも分け隔てなく気を配り、あまり関心を持たれないエンジンルームにも細部に渡って一つ一つ丁寧に作業する事を常に意識し日々向き合っています。
X-stream流【魅せるエンジンルームの作り方第⑮弾】
今回は『追加配線の処理について』です。
いやー、しばらく投稿してませんでしたが投稿したい内容にマッチした作業が全然なくて画像が撮れませんでした 笑。
なので今回の画像は間に合わせです。。
では内容に入っていきますが、まずこの画像。
手に持っているのは追加メーターのセンサー配線でそれぞれ水温と排気温度の線でした。
元々はアクセルワイヤーにタイラップで共締めされて『はいお終い』って感じだったので、今までの魅せるエンジンルームの作り方シリーズを見て頂いている方はお察しの通りダメなパターンでした。
まぁそれは今回は置いといて、配線にコルゲートを巻いているのはいいですね。
追加配線は必ず何かを巻いて保護すると同時に美観も伴う様にしましょう。
ちなみに、巻くものとしては自分も色々考えて試しましたけどやっぱり定番のコルゲートチューブが一番です!
コルゲートの他にスパイラルチューブやメッシュチューブを使う方もいますが、スパイラルやメッシュチューブって中の配線が隙間や透けたりして見えてしまうんですよね。
かといってビニールチューブだとちょっとなんか安っぽい感じもしてしまいます。
ただ、コルゲートチューブは肉厚が薄いので頻繁に擦れたりするところは視界に入るところならコルゲートの上にスパイラルチューブを巻いたり、視界に入りにくいところならばビニールチューブを使う事も稀にあります。
でも基本はコルゲートですね!
まぁコルゲートを使用しているのはよかったのですが、この配線を辿っていくと…
2本の配線をわざわざ別々にコルゲートを巻いていますが、これは頂けませんねぇ。。
1本コルゲートから出してみましたがこのコルゲート(内径φ7)だったらこの配線は2本同時に通す事が出来るのでわざわざ2本に分ける必要はありません。
というよりスッキリ見せたいので本数は極力まとめて少なくしたいくらいです。
という訳で2本を1本にまとめてみました。
こっちの方がスッキリしますね!
グロメットのところを見てもらうと判りますがコルゲート1本に対し配線が2本入っています。
ですのでコルゲートも必要最低限にしましょう!
…でも
“そもそもこの目立ちまくってる取り回しがNG”
ですのでこの配線は取り回しを変更して視界に入らないところを這わせていきます。
(コルゲート巻けばどこ取り回してもいい、なーんて事はありませんので 笑)
あと、先程は1本の配線に対し内径φ7のガバガバサイズでしたが、この画像は先程の配線2本にワンサイズ小さい内径φ5のチューブを巻いてみましたが明らかに隙間が見えるのは小さすぎでNGですね。
コルゲートは中に通す配線・ハーネスに対し“必要最小ベストな径”のものを選びましょう!
ザッとですがコルゲートの内径はメーカーにもよりますがだいたい
・φ5
・φ7
・φ10
・φ13
・φ15
・φ19
・φ23
といったバリエーションで販売されていますので参考にして下さい。
後はコルゲートチューブの保護や防水、分岐、まとめる時は結束テープを使うという事ですね。
配線の延長・短縮を行った場合で水の浸入が懸念されるところは結束テープをグルグル巻いて防止します。
こうすると防水の他に擦れにも強くなりますし、コルゲートチューブ自体の寿命も延びます。
コルゲートチューブで分岐をしようとする際はこんな感じに太いチューブに細いのを複数を入れ込んだりした上から結束テープで固定 してチューブの広がりを押さえたり(この方法はワイヤータックの際によくやります)、
こんな感じにスリットを利用して分岐してからテープを巻いたり、
画像は撮っていませんが分岐部はコルゲートを巻かずに結束テープを巻いて保護しながら分岐(純正がだいたいそんなやり方です)するといいですね。
という事で、“コルゲートは結束テープとセットで使う”ですね!
最後に、調子に乗ってコルゲートを使い過ぎて野暮ったくなり過ぎた失敗例です( ゚∀ ゚)笑
(ホースに巻いてみたけど失敗 笑)
コルゲートも必要最低限の使用で可能な限り視界に入らない目立たないところを取り回す様にしましょう!