アルピーヌのFRP加工・インタークーラー・インタークーラー製作・熱対策・ワンオフに関するカスタム事例
2023年06月29日 14時39分
(ざっくり省略して投稿します)
車を購入した頃から形状、サイズ、レイアウト的にも「スゲー効率悪そう」と気になっていた純正インタークーラー…
長年あれこれ考えてはいましたが…
つ、ついに時が来ました!
新たなインタークーラーを製作してレイアウト変更します!
表面積はダウンしてしまいますが厚いコアを使用し、後継車のアルピーヌA610のような方向性で水平方向にマウント出来るようにしたいと思います!
使えそうなサイズのコアを探して流用、取り出し部はアルミ溶接で完全に作り直しのワンオフ製作という感じです⚡💥
(ウチのアルピーヌは2stepインタークーラーにしているので、コチラが1stインタークーラーになります)
というのも今回は!
もともとのインタークーラー位置…というか隔壁で遮られた「インタークーラー室」を大きくカットしてエンジンルームと外界とを繋げ、熱を抜けるようにするという目的もあるのです!
このように下半分は外界と繋がるようにしましたが、上方にレイアウトされるインタークーラーには熱の影響が無いように仕上げます。
事前に製作しておいた手作りFRP板を使って仕切り板を載せられるようにマウントベースも合わせて作っていきます。
インタークーラー変更に伴い、隔壁の形状変更&配管の位置変更が必要なので、FRPで穴埋めと削り作業をします。
部分的な作り直しをした後、新たな穴を開けてフィッティングしながら繰り返しチェックします。
当然エンジン側からも作り直しが必要になります。(狭くて作業しづらい)
そしてリアスポイラー前方の形状変更も必要なのでアッチもコッチもFRPで貼っては削り、貼っては削り…
というわけでチクチクカイカイの日々がしばらく続きます(笑)
実際のマウント位置、角度などを確認しながら配管部分をキメたら、再度Sさんファクトリーにインタークーラーを運び込みます。
数週間後にインタークーラー溶接が完成しました。
隔壁にガスケットゴムを入れて、穴の大きさやら現物との関係性を最終チェック!
バッチリな事を確認したら…
サフェ入れて…
(完成したら全く見えなくなります)
黒くして…
(完成したら全く見えなくなります)
新たなインタークーラー室の仕切り板もFRP製作し、ざっと塗装したら…
(完成したら全く見えなくなります)
ナッター打って簡単に固定したり外したり出来るようにしておきます👌
(インタークーラーの取り外し時の為に必要)
気休めかもしれませんが、エンジンルーム側の隔壁に金ピカ遮熱シートを貼って…
新たなインタークーラー室の仕切り板にも金ピカ遮熱シートを貼って少しでも熱の影響がなくなるように仕上げました。
このように全体的に作り直すことにより、インタークーラーは純正より効率良く風が当たるようになるはずですし、エンジンルーム内の熱も純正とは比べ物にならないくらい抜けやすくなることでしょう。
(この部分の完成時の外観は純正のまま)
先の手作りFRPアンダーカバーでの導風や、手作りFRPインテークダクトなどとの合わせ技でより効果が期待出来ます😍👌
続きはまたそのうち