フェアレディZのShinさんが投稿したカスタム事例
2022年10月23日 15時40分
20代⇒Z31 30代⇒S130Z 40代⇒JZX100マークⅡ そして50代... Z32にてZ乗り帰り咲きしました。 2022年/10月 新たにZ33を迎える事になりました。 今後はメンテ中心になると思いますが、末長くこのZ達と付き合って行きたいと思ってます。 Z32.Z33乗りのオーナーの方々、 Z33には未だ余り詳しく無いので、色々教えて戴きたく思います。
夜会
10月もそろそろ終わり…
今年は悪天候でそれ程いい夏では無かったが、この夜は清々しく静かで、気持ちの良い夜だった。
何時もは少し遅れて参加する僕だが、昨日は早くZに乗りたくて、1時間も早く家を出た。
海岸線を南回り…
何時もの集合場所へのルーティングルート。
右手に見える日本海は波も穏やかで、暗い海岸線を走るZは闇夜に獲物を探し回る豹の様に思えた。
小さな街頭の光の中にキラキラと落ち葉が舞い、Zに向けて落ちて来る。
その内の何枚かは暫くの間、フロントガラスに張り付き、ブレーキングと共に僕のZから剥がれ去ってゆく。
オーディオの音を下げ、VGの排気音に集中する…
3速が良い。どのシフトでも高回転域まで俊敏なレスポンスで廻るが、特に3速の伸びは恐ろしいと思う程の加速を魅せる。
3速キープで東尋坊下りを攻める。知り尽くしたこの道、今のエンジンは前のエンジンと比べて下のトルクが増した上に高回転迄一気に廻る。2,500rpm辺りから何処からでもアクセルがついて来る…
クラッチ操作は無くてもアクセルを入れると何処からでも俊敏に加速に移る。懐の広いトルクバンド…乗り易く扱い易い。時折7,000rpm以上の回転域へ踏み込みたくなる衝動を抑える。
エンジンは未だ踏めると催促して来る…
私はこんなもんじゃ無いと訴えて来る…
海岸線は街中へと移り、車線は狭く信号の多い道へと替わる。約30キロ程のワインディングロードの終点だ。
街中を流して、仲間の待つ道の駅に到着。
未だ早かったのか…
時計を見たら約束の8時には未だ十分な時間が残ってた。
久し振りにZの写真を撮る事にする。
大きな木の下で照らされて光る僕のZ…
皆んなが来るまで1人で撮影会。
海岸線で走行中に張り付いた枯れ葉の1枚が未だカウルトップに残っていた。風は穏やかにそよぎ、気温は少しだけ肌寒い夜。こんな気持ちの良い夜はもう来年まで来ないかも知れない。
そんな事を思っていた時、駐車場に一台のZが滑り込んで来た。
続く♪