フェアレディZのDIY・エア抜きバルブ・予防整備に関するカスタム事例
2024年10月18日 07時00分
Zの整備ネタ続きです。
前回は電動ファンを交換しましたが、クーラント抜きと同時にあるものを予防整備で交換していきます。
割れやすいと噂の、クーラントエア抜きバルブを交換します。
フツーの樹脂製で、常に熱いクーラントが流れてますからそりゃ経年で割れますよね。
バンドを外してハイ、交換!の予定でしたが...
ディーラーでエア抜きバルブと共に新品のバンドも調達しましたが。
バンドの挟む部分(耳)が車体の下向きに付いてるんですね。この写真は外した後ですが。
つまりエンジン側から全て抜いて、ホースを逆さまにしないと取れないというクソ設計だったんです。
あとこのバンドめちゃくちゃ硬いです。
もしかしたらこの硬いバンドにやられて割れが多発してるのでは...
というわけで面倒くさいですがエンジン側から抜いてきました。
あとスーチャー関連のよくわからないハーネスとかホースも邪魔なので全部抜きました。
あとスーチャーフルードのタンクが邪魔過ぎます。
ノーマル車両はクーラントのホース抜くだけでいけるはずです。
やっとホースが裏返りバンドの耳が見えたのでプライヤーで頑張って挟んで外していきます。
うまく掴めず格闘する事、数十分...
ようやく外れました。
せっかく新品の純正バンドを調達したので使おうと再度ホースを通して新品バルブを組んでみますが、硬すぎてどうにもうまくいきません。
結局僕の技術と工具では無理と判断して、汎用のホースバンドを急遽買いに行きました。
また割れた時に格闘するのも嫌ですしね。
またもスーチャーフルードのタンクに邪魔されうまく入りませんでしたが、向きを変えてなんとか締められました。
腐ってもホースバンド、まだクーラント入れてませんが漏れなければこれでヨシとします。
外していたホースやハーネスを全て元に戻して、完成です。
電ファンの脱着よりこっちの方が時間掛かりました。
でもエア抜きバルブ割れると確実にクーラント漏れして下手したらオーバーヒートに繋がるので、変えてない方は是非変えてみてください。部品自体は安いので何個かストックしてもいいと思います。