フェアレディZのレストア・自家塗装・旧車・オールペン・L型に関するカスタム事例
2020年02月01日 11時58分
こんどー@S30Zです。よろしくおながいします。 20歳の頃に買ったZ。今年で35年目っす! 日産旧車以外の車には疎くて話題について行けないので基本的にフォロー&フォローバックはS30 L型 日産旧車のいずれかに乗っている方とさせてください( ´ ▽ ` )ノ
いゃ〜雪予報が出てましたが夜中に薄っすら白くなるくらいで積もらなくて良かったっす。雪かき大変なのはもちろんだけど、カバー三枚重ねて掛けてるとはいえ塗装剥いて鉄板丸出しだから、結露してサビ呼んじゃうんじゃないかとヒヤヒヤしてました。
というわけで、久々に晴れたので作業してきました。
今日は、リューター使って細かいサビ落として小場所にエスコ吹くまで行きたかったんだけど、大家さんの板金屋さんが忙しそうなのでエアとか電気借りたりは遠慮しまして予定変更で手研ぎ系の作業に勤しみますよ。
まずは右側Aピラーのパテ研ぎを放置したままだったのでフェンダー外して仕上げます。
そしてフェンダー外したついでに、この辺りもチェック!
今回のレストアでは、Aピラーの根元やフードリッジやレインフォースなどはボディ同色で仕上げて、インナーフェンダーから前のタイヤハウス内はチッピングのブラックで仕上げます。フェンダー内同色はカッコイイけど、純正のチッピング剥がしたりで大変すぎるしね。
この辺りのサビは防錆処理のおかげかサビの発生はなかったっす。
見た目は汚いけど、この手の輸入車の下回りとかに純正で塗ってあるグリスのような半乾燥のウェットタイプの防錆剤は確実な防錆効果が見込めると思います。
スクレーパーで防錆剤を削ぎ落としてみたけど腐りはなさそう。普通にベベル〜エスコで下地処理は大丈夫な感じ。防錆剤は油性なので塗料か弾かないように脱脂はしっかりやらないとだね。
継ぎ目のシーラーを剥がしたら出てきたフードリッジの溶接跡。純正の溶接はやっぱり上手だよね。道具は違えど、こんな風に薄板に、もっちりと溶接ビードを盛ってみたい。修行あるのみですな(´Д`)
ここは左のドアロック周辺。前回の作業の時にベベルで小サビ追っかけてたらパテが出てきて剥がしたらこんな感じ。S30のドアって閉まりにくくてバーン!って閉めちゃうことが多いからロック周辺歪んじゃってるのね。リューターでサビを取ってエスコ吹いてパテ入れなきゃだけど、今日は電気が使えないのでサフェと鉄板の段差を空研ぎペーパーで研磨します。
お次は、今回の左側のサビ取りのメインメニューだったS30お約束の場所。ここも前回の作業の時にベベルで剥離しといた所。塗装表面の状態から想像してたよりもかなりサビが少なくて一安心。でも継ぎ目のサビを何とかして落とさなきゃ、またすぐにサビが出て来ちゃうねぇ。
で、隙間をこじったら拡げられそうだったのでコジコジしてみる。
なんとかリューターの先端が入るくらいの隙間は出来たかな?あんまり拡げちゃうと叩いて戻す時に鉄板が伸びちゃってシワになっちゃうから、このくらいが限界かなぁ。
こっちの隙間も拡げてサビ取り。
ここは、塗装表面からは分からなかったけど少し深いサビがあって穴が開いちゃった。このくらいだと鉄板切り貼りするか、エスコ入れてパテ盛っちゃうか迷うとこだねぇ。
ここは前回のオールペンの後に気がついたんだけど、前オーナーが巻き込んでミミの部分とクォーターの下の角が少しだけ折れ曲がって凹んでた所。表側のパネルには歪みがなかったから見落とされちゃったんだねぇ。修正前の写真撮り忘れちゃったけど叩いて修正しました。
ミミの角が内側に90度折れ曲がって下側の平らな部分がU字型に凹んでました。裏側に溶接ビードがあって、完全に平らには叩けなかったけどサビだけしっかり落として少しパテ入れればオッケーかな。
てな訳で、ほんとに少しずつで焦っちゃうけどね〜。春まで頑張って仕上げなきゃ(^^)