カローラレビンのリバレル・パナスポーツに関するカスタム事例
2017年11月05日 23時53分
デザインが気に入っているパナスポーツですが、値段がネックです。
3pホイールで分解可能なので、中古品を組み合わせ、自分好みの幅、オフセットを作成することにしました。
初めにピアスボルトを全て外し、アウターリムを取り除きます。
アウターリムは、側面から内装剥がしなどを食い込ませテコの原理で取ります。
ラスペネなどで潤滑しておくと楽です。
次に、インナーリムとディスクを取るのですが、ロングスタッドと穴開きステーで作ったプーラーを使います。
ハブボルト穴にスタッドをセットします。
ホイールを裏返してステーをセットし、さらに横棒を噛ませます。
この後、ステーの上からナットを締め込んで行きます。
すると、バコっと取れます。
ものによっては、プーラーなしにプラハンでぶっ叩くだけで取れるケースもあります。
後は、ディスクの再塗装などを行った後、目的のサイズにするためにアウターリム、インナーリム、ディスクを適当に組み合わせます。私は深リムにしたかったので、薄型ディスクにし、その分アウターリムを分厚いものにしました。
写真左が厚型ディスク、右が薄型です。
前後ともに、15インチ8.5jオフセット-13位で作りました
安く作るコツは、ジャンク品を収集することです。例えば、アウターリムに損傷があるけど、インナーリムが無傷とかです。あるいは一本のみだと即座に使えないため安いです。
しかしながら、アウターリムの分厚いものは結局高値になるんですけどね。
86の4本は作るのに、計2年位かかりました。また、ご覧の様に大量の余りが発生します。余りについてはそのうち適当に組んて見ようと思います。
ホイールの分解は賛否両論あると思いますけど、何本もバラした結果言えるのは、ピアスボルトの締め付けトルクが結構バラバラ(中には腐って折れたものもあり)なので、定期的に締め付けがいるかも知れません。ssrなどは、3pホイールをボルトどめだけでなく溶接どめもしていますが、その理由が分かった気がします。