エランのステアリング・ハンドル・オープンカー・ロータス・クラシックカーに関するカスタム事例
2021年02月23日 11時03分
今回はステアリングホイールのお話です。
私のエランは1996年に日本に輸入された時点ではオリジナルと思しき大径(15インチ?)のウッドステアリングが装着されていたのですが、あろうことか税関の職員がエランを移動させる時にステアリングに体重を掛けて押したらボッキリと折れてしまったそうです。エラン純正のウッドステアリングと言ったら現在は20万円以上する貴重品ですが、その時は特に問題にすることもなく「しょうがないね」で済ませてしまったそうです😅
で、ショップの主人に納車までになんかカッコいいの着けといてくださいよとお願いしたら、ショップの在庫の中から適当に選んで納車の時に着けてくれたのがこのステアリング。
エラン純正標準の革巻きは14インチのはずですが、これは一回り小さい13インチ。形状的には14インチ版と同じ作りなのでこのステアリングもロータス純正ではあるようです。
ただこの直径のものはほとんど見ないので特注品だったのかもしれません。
もしかしたらレーシングモデル用のオプション?でもフォーミュラカーや47GT、26Rなんかに着いてるのも見た覚えないので、やっぱロードユース用なのかな?
ホーンボタンはエラン用ではないようですが、コルチナ用らしいと聞いたことがあります。
狙って装着した訳ではないのですが、自分の好みにピタリと合っているのでかなり気に入ってます。
ただ燃料計と油圧&水温計が隠れちゃって見辛いのが欠点ではあります。
あともうだいぶ革が擦り切れて汚くなってますけどね😅
こちらは私が手に入れる前、
イギリスにあった頃のエラン。
大径のウッドステアリングが見えます。