ムルシエラゴのオンボロギーニ・アライメントテスターに関するカスタム事例
2023年06月25日 21時52分
都市伝説じゃなく、自分が実際に経験した、乗ってきた車のほんとの真実を伝えていけたらと思います。 車歴は特にZ32とJZ系、RB系が多く、 一応国家整備士資格有り(こんなの紙切れで誰でも取れるし、実際には意味なんてないと思ってるけど(笑)) 業界人経歴、バイトだった期間も含めたら気づいたら20年…汗 街乗りからゼロヨン、最高速、サーキット。そして壊しては対策と、経験とデータが1番と思っています。 逆に知らない事を、みなさんから教えて頂けたらと思います。
前回の角材当ててのメジャー測定と、スマホアプリのキャンバー測定で、
フロントは、かなりいいとこになってたwww
フロントはハンドルでセンター決めれるからメジャー測定でかなりいいとこいけるんだなと再認識。
リヤはぐちゃぐちゃですwww
この数値を元にまた目分量で左リヤをイン側に少し振ってみた。
そっから再測定の暇は無かったけど、
とりあえず帰りに乗った感じ少し良くなった。
まぁ、作業台ができてからしっかりやろうかなと思います。
本題はエアコンガスの再調整。
車業界長いけど、
エアコンガスの補充って、しっかり勉強した事なくて、
ざっくりの圧力でしかやった事が無かったんですよ。
どこの会社でもそういう風にしか習った事ないし、周りもそうやってみんなやってたんですが、
もう何が正解か調べまくると、
沼にハマって、相当色々読み漁り、YouTubeやら色々調べた結果、
このようにゲージに圧力に対してのガス134aの対応温度があり、
例えば低圧のガス圧2kgで、低圧パイプ温度約0℃が目安とか、
低圧パイプ2.5kgで、低圧パイプ温度5℃が目安とかそういう見方をするのが正解のようです。
車種によってや、エンジン回転数や、コンプレッサーが入ったり切れたりのタイミングや、外気温によっても、圧力は平気で1.5~3kgくらいまで変化があったり差があるので、
圧力だけを目安にガスを無闇に足すのは間違いのようでした。
正解は、
例えば低圧2.5kgで、5℃以下だとガス入れ過ぎって事になり
ガスが気化できず、液体になり、
液体のままコンプレッサーに戻るので、
元々気化ガスを圧縮する特性のコンプレッサーの負荷になりコンプレッサーの寿命が縮むとかなんとか…
低圧パイプから先のコンプレッサーまでにバルブがある車は、
低圧パイプで測った温度が低くても、
コンプレッサー寸前のバルブ以降で温度が高くて冷えてないって場合もあるようで、
コンプレッサー寸前のパイプも測ったほうが良いみたいです。
でも、まぁパイプを上手く測れる温度計が無い(^_^;)エアコン修理専用品の温度計が1番なんだろうけど、そんなの持ってないし高いので、
借り物の非接触温度計でやって、
あとは手で触った感覚でwww
とりあえずガス入れ過ぎっぽかったので、少し抜いて調整。
整備書にもガス圧は明確に書いてないけど、
ゲージのイラストはあるので、
それの圧力くらいにも合わせてみた。
たぶんムルシエラゴは割と低めっぽい。
低圧2kg以内
高圧15kg以内っぽい。
そのあたりにしてみた。
外気温でもかなり変わるので、圧力はやっぱり目安にしかなりませんがね。
それでも十分の冷房の効き。
なるべくボロ車なので、コンプレッサーを労りますm(_ _)m
てか、きちんと効けばガスは多いよりは少なめのがコンプレッサーには良さそうっぽい。
きちんと気化したままコンプレッサーに戻って循環してるかが大事なようで。
かなり調べるに調べて、勉強になりました。