フェアレディZのレストア・自家塗装・オールペン・旧車・L型に関するカスタム事例
2022年02月03日 01時35分
こんどー@S30Zです。よろしくおながいします。 20歳の頃に買ったZ。今年で35年目っす! 日産旧車以外の車には疎くて話題について行けないので基本的にフォロー&フォローバックはS30 L型 日産旧車のいずれかに乗っている方とさせてください( ´ ▽ ` )ノ
コアサポート修復記は新たな局面へと駒を進めました。ザックリ、バッサリと行っちまいました😁
チマチマ盛ったり研いだりするよりも、バッサリ切ってバチバチっとくっ付けてグラインダーで均しちゃった方が早いような気がしてきました。修理としても確実だしね。実際、パテ乾くの待ってるよりも溶接の方が早いよね。
でも早く済ますには、持ち帰った宿題をこなすのが前提です。
切り取った鉄板にガムテープを貼り付けて、外周をカッターで切り抜いて型取りします。切り抜いたガムテープをボンデ鋼板に貼り付けて金バサミで切り出します。鉄板を切り取る時の刃物の厚さも加味して少し大きめに切ります。
大中小のモンキーと鈑金ハンマー&当板を使って整形します。完璧同じにはならないので雰囲気重視で作ります😄
この窪みには苦労しました。いらないソケットのコマなどを駆使して再現。こういうのって、いちばん作りづらそうな部分から整形していくのがコツかもね。おおかた出来上がってから最後に窪みを付けるのは至難の業だからねぇ。最初に難所を攻略してから、それに合わせて周囲を作ってくのがよろしいかと。
この窪みは、なかなか再現するのは難しいっすね。とりあえず雰囲気重視で製作ですな😅
左側の切り取った鉄板に残る溶接の跡。。苦労して塞いだけど、この状態だとすぐ再発しちゃうだろうね。
組み合わせる相手のパーツと湾曲具合を確認しながら調整するのが大変でした。苦労しながらも、なんとか形にはなったかな。
鉄板の突き合わせ溶接はマグネットやバイスグリップを使って固定します。バイスグリップ持ってくるのを忘れちゃったので今回はマグネットだけでやりました。
実は、マグネットで固定するまでの微調整に1時間ほど掛かりました。少し切っては合わせ、こんどは少しヤスリで整えてというのを繰り返してピッタリハマるようになるまで調整します。隙間が大きいと溶接しづらいのでピッタリハマるようになるまで繰り返します。これが結構大変。今回は3枚の鉄板を組み合わせたので調整に合計3時間ほど掛かってます😅
で、なんとか継いでグラインダーで均しました。上からガゼットが被さって隠れちゃうので大体な感じで処理します。研ぎづらい場所だから後から少しだけ薄くパテ入れて軽く研いで終わらせる感じかな。
うん!これなら、なんとかなりそうだな。
突き合わせの部分は、この穴からトーチを突っ込んで裏側からも点付けしたから、表側をグラインダーで均しても強度的な問題は出ないかと思われ。
暗くなっちゃったけど、2枚目のパネルも溶接完了!
翌日、明るい所で確認。これならビード削り落としても大丈夫そう。
ガゼットをモンキーで修正しながら入念にフィッティングを調整してから溶接。2日目は忘れずにバイスグリップ持ってきたのでバイスで隙間が出来ないようにしっかり固定して付けて行きます。集中して作業してたので途中の画像撮り忘れちった。とりあえず溶接完了して記念撮影😁
そして溶接ビードを削り落として完成〜!😊👍🏻
ガゼットの手前側両サイドは純正風にビードを削り取らないで、こんもり残しました。なんとか2作業日+2夜なべで無事に完成しました。
あとはペーパー掛けてサフェ吹いて、色吹いてエンジンルームは出来上がりだけどペーパー掛けが大変そうだなぁ。
というわけでコアサポートのメタルワークはこれで一応は終了かな。でも追加でもう一ヶ所。塗る前にオイルクーラーのブラケットを作ってコアサポート周辺に溶接してスマートに付けられるようにしたいな。オイルクーラーを縦に付けるか横向きに付けるかも悩みどころだねぇ。