クラウンセダンのBTDC調整・点火時期調整・1G-FE・ハイオク仕様化・燃費向上に関するカスタム事例
2024年07月21日 19時58分
公道お山をランエボに乗ってグリップでTAガチ勢してました。 二児の親父です(^^)/ 淡河428の5.1kmを最速タイム目指して、 2週に一度のペースで走っていました。 全盛期最速タイムは… 上り3m3s 現状トップタイム 下り3m17s 現在はうるさめのクラウンでゆっくり走ってます。 弄り方の方向性は、見た目純正のまま弄る系みたいになってるので、スリーパー系の部類になります。
1G-FEエンジンの点火時期調整しました。
主にハイオク仕様化です。
錆によってBTDCポイントが分からなかったので適当調整です。
結果的にはノッキングの無い程度の設定で終わりました。
以下は今回行った作業手順です。
使用する道具
タイミングライト
今回使ったのはバッテリー式。
乾電池式の物もあります。
12mmスパナ
デスビの調節に使用します。
友人、恋人、親族、
めっちゃ賢い犬か猫、
が、手伝ってくれなかったら、
突っ張り棒を用意。
これはアクセルペダルを700rpmに固定するための棒です。
座席とアクセルペダルの間に固定しましょう。
僕は嫁に頼みました。
コレがタイミングライト。
バッテリーに繫ぐタイプです。
点火時期を変更する前に、デスビにマーキングします。
写真は借り物です。
ダイアグカプラーのTE1とE1を接続して、短絡させます。
これによって、負圧による点火補正をカットします。
この状態でエンジンを掛けてアイドリングさせます。
この状態でタイミングライトをクランクシャフト直結のファンベルトプーリーに当てます。
点火タイミングの目盛り部分にプーリーの印の位置がタイミングライトによって浮かび上がります。
僕の1G-FEには錆によって(?)印が見当たらないという最悪な状態でした。(笑)
恐らくそれっぽい印…のようなものが…
3箇所(?!?!)ありましたが、
全く信用ならないので感覚で進角しました。
そんな適当な調整によってここまで回りました。
もちろん試走してカチ回しましたが、ノッキングのノの字もなく、今までにない軽快なレスポンスになりました。
少し踏むだけでカンカン回ります。
そこそこ踏まないと加速もせず、エンブレはバブリングでバラバラ言ってましたが、静かになりました。
調整方法は分かりましたが、肝心なBTDC位置が3箇所(?!?!)という不透明なまま……
そもそも点火時期自体がどっか行きっぱなし……?
まだまだ微調整していきます。
いくら踏んでも加速がのんびりしてて、おかしいなぁと思って、これだけ進角しましたが…
ここまで変更したのにノッキングしないのおかしい気がするけど、かなり調子がいいのでしばらくはこのまま様子見です。
◇この作業の狙い
この作業はハイオクの使用を前提とした調整になりますので、この状態でレギュラー給油は、ほぼ確実に壊れるので禁忌になります。
通常は700rpm時に10°BTDC(レギュラー仕様)となります。
今回はハイオクしか使わない為、10°以下の物を10°以上(13°〜15°)に設定する予定だったので、規定より大きく進角しています。
こうすることで主な変化はトルク、馬力の上昇、燃焼効率の向上による燃費の改善もあります。
その代わり、進角しすぎるとノッキングによる破損が起きやすくなります。
遅角させる場合はパワーダウンする代わりに壊れにくく、低回転のトルクが少し図太くなりますが、それ以外は良いことないです。
高回転もうるさいだけで伸びが悪くなります。
また何かあれば後日に編集します。