カプチーノの自作エアロ・FRPに関するカスタム事例
2023年09月02日 21時16分
静岡西部で、なにか作ってたりします。 基本フォロバしますので、気軽にフォローしてって下さいませ。 当方身体障害者で大きい施設では車椅子でないと移動出来ません。車椅子マークの駐車場を利用している画像も出てきますがご理解いただけたらと思います。
昨日は結構夜遅くまでFRP貼ってたので、今日は夕方にチョロっと作業。
さすが夏、FRPはしっかり硬化してます。
型からはみ出た部分、内側にちょっと出っ張った部分を削りました。
ここで確認用の作業を。
ボディと当たる辺りにマステ貼って・・・
FRPを貼った状態のまま、車体に合わせてみました。
FRP型はボディにぴったり当てた状態で作ってます。
そして、その型の内側にFRP貼っているので、型より小さくなります。
そのため、本来であれば元の位置には戻せないのですが、今回はそれが出来てます。
今回、ボディと当たる辺りを「ガラスクロス」で薄く貼ってまして、良くしなるのでこんなことが可能になってます。
元々の位置に収まるようになるといいなと思って試してみましたが、今のところ狙い通り。
この後は表面にFRP貼って行く感じで進めようと思ってます。
あくまで自分の呼び方ですが、
「ガラスクロス」はガラス繊維を布のように編んであるもの。
特長は「しなる、変形する、割れにくい」って感じ?
力が加わると曲がりますので、その分割れにくい感じ。
バイクのカウルなんかに使われることが多い素材です。
バンパーなんかをこれだけで作ってしまうと、風圧で変形したりするので注意。
「ガラスマット」はガラス繊維がクシャクシャになってるもの。
特長は「しなりにくい、変形しにくい、割れやすい」感じ。
力が加わっても曲がりにくく、そのため強い力が加わると割れてしまう感じ。
風圧で曲がって欲しくないバンパーなんかに使われます。
以前、同じ重さ(ガラス繊維量)でクロスとマットの板を作ってテストしたことがありますが、同じ力をかけた時、クロスはしなって曲がり、マットはしならずあまり曲がりません。さらに力を加わるとマットは割れてしまいますが、クロスはさらに曲がる感じ。多分クロスは倍違い力まで割れないけど、曲がるので使いどころには注意って感じです。
今回は、バンパー部とボンネット前側まではマット、ボンネット後側はクロスを貼ってます。
しならせて元の位置に収まるようにするのと、事故した時に純正ボンネットと一緒に潰れてくれるように、ってのが狙いです。
あくまで狙いの机上の空論・・・