カレンのすずはやさんが投稿したカスタム事例
2022年09月01日 20時31分
投稿してない間に足回りをあれこれ試行錯誤していました。
まずはクスコのST165他用リア調整式ピロアッパー流用。
ストラットなので下げるとナチュラルキャンバーがつきます。そこをキャンバーボルトで起こしてましたが、思うように起きずキャンバーボルト自体も好きではなかったのでやめよう、とリアのアッパーを調整式にしてみようと思ったのが始まり。いろいろ調べた結果使えそうなのがこれでした。
アッパーの形やボルトの位置は問題なかったのですが、斜めに起きるような形になったり、調整用のキャップボルトが干渉したり、そもそもストラットタワーの穴が狭くて思うように調整式を活かしきれなかったりと割と散々な結果に😓
キャンバーボルト全起こし+固定式アッパーよりは起きたような気がする程度だったのでストラットのボルトだけ純正に戻して一旦封印しました。
そのあと有識者からナックルを挟むように繋がっている2本のアームのうち後ろのトー調整用アームを前にも移植すればキャンバーをいじれるよ〜、と教えていただきリアのロアアーム一式の中古部品をポチりました。
メンバーを降ろして移植しました。期待大。
ガッツリ脚触るの久しぶりだな〜と思っていたらスタビリンクのジョイント部分がグニャグニャでブーツも裂けているのを発見したので交換しました。
リアの調整式ピロアッパーは一旦保留にして兼ねてから考えていたスプリングのリセッティングをしました。
ヘルパーよりレートの高いプライマリースプリングの乗り味が気になって、メインスプリングの新調と共にCRAFTZで揃えました。
値段は安いし即納だしで助かりました。
フロントは10k+6kでトータルの自由長は200mm程度。
リアは12k+4k。こちらの自由長は220mm程度。サーキットを走った時、立ち上がりで前が浮くような感じがしたので、踏ん張りが効くようにメインはレートを上げてみました。
リセッティングした後、リアが異音で非常に賑やかになりました。以前の仕様の時もバンプ時に同じような音が鳴ることがあり、気になっていました。
アッパー?スタビリンク?どこか締めが甘い?スプリングの線間密着?考えられる原因が多すぎて投げ出しそうになりました。
当初バネとアーム換えるだけだしと先にアライメント予約を入れてしまっており、異音の原因究明は後回しに()
アライメント測定、調整を終えて試走するマイカレン。特に異音について言及はなかったものの、絶対気になってたはず。(もしくは原因に見当がついていた)
それはさておき自分のクルマながらかっこいい。
結局今の車高でアームで起こせるのは4度ちょいまでとのことでした。
フロント3度、リア4度ちょい、トーゼロ。
さて異音はどこからだ…と、もしかすると動きの悪いピロかもしれないと思ったので、アームで起き切らない分を補完する目的も兼ねて封印していたクスコのアッパーを復活させ、キャップボルトを六角ボルトに変更して干渉対策をして装着。
アライメント直後に脚を弄るバカムーブ。そして異音は消えず。となると…。
現時点で考えうる残りの異音の原因はスプリングの線間密着。
サイレンサーラバーでも買おうかと思った矢先、みんカラを見たらスパイラルチューブで代わりになるよ〜という記事を発見。
これは試すしかない、とホムセンへダッシュして取り付け。異音は激減。なんだよちくしょーと思いつつ原因が突き止められたので一安心しました。
正直耐久性は未知数ですがちょくちょく様子を見ることにします。
今思うとなんでこれを後回しにしたのかと思いましたが、終わり良ければ全て良しってやつです。
サーキットやワインディングはまだ走っていませんが街乗りは非常にいい感じ。快適マシンです。合成レートって不思議ですね。