クラウンスポーツのオートクローザー・イージークローザー・ファーストセレクション・春なので・データがないに関するカスタム事例
2024年04月06日 13時21分
とにかく半ドアの回数が多いクラウンスポーツ。
これはドアが軽いからもありますよね。
今まで乗ってきた欧州車のほとんどがドアクローザーは付いていました。
そして、220クラウンにもいち早く取り付けしました。
クラスポの試乗の時からの第一印象は「ドア軽っ」でした。🤣
ということで、220の時にもつけたファーストセレクションのドアクローザーを4月になって暖かくなったので、取り付けすることにしました。
めんどくさかったので、私の地元で取り付け業者はありませんか?と聞いてみましたが、提携先がないということで。イージークローザーの取り付けで関東まで行くのもめんどくさいので、自分でやります。
※左右の写真がバラバラかもしれませんが、基本的に左右対象です。
この3カ所のボルトで止まってます。
内張りを剥がします。
オススメはスピーカー付近から徐々に内張を剥がしていくと、爪が折れにくいと思います。
ワイヤー2本、緑がドアハンドル。白がロック
その他、下にカーテシ。運転席の場合はシートポジションの配線を外します。
内張りを外したところ。かなりあっさりしてます。軽いはずですww
端の電源供給コネクターを外します。つまみを押せばすぐ外れます。
私の場合はドアスピーカーも同時に取り替えましたので、ドアスピーカーとパネルを外します。
ドアロックアクチュエーターを外すために、この窓ガラスのガイドレールを外します
ガラスガイドレールの固定ネジはこれです。10ミリ。少々きついので慎重に。
T30です。
いわゆる特殊ネジ。ホームセンターなどで売ってると思います。これトルクをかけすぎるとすぐに折れるので、気をつけましょう。
3つ外すと中のドアアクチュレーターが下に落ちるので、中で抑えながら外すといいと思います。
この棒が外側のドアハンドルと連携してドアロックアクチュエーターを動かします。
なのでこれを外しましす。
アクチュレーターを外しました。
その際、外した純正部品と今回のものと移植する必要があります。
この1カ所のネジと、
この2カ所ねじ。
すべて長さが違うので間違えないように。
しかも表側のほうの小さなネジは、すぐ舐めてしまうので気をつけてください。
私はなめてしまったので、光化レジンで穴埋めしました。🥲
外しました。移植します
汎用品であるが、故に、移植しようとすると、ここのワイヤーの部分と電源供給線が被ってしまいます。なので線のようにカットする必要があります。
おそらくABSだと思いますが、ニッパーなので一気に切ると破裂(割れ)してしまうので、少しずつカットします。
私の場合は神経質なので、マスキングテープをしてちょっとずつ切ってきました。😅
そして最後に金ヤスリで削ります。
左が今回のもの、右が外した純正品
付属のスポンジ、テープで隙間を覆います。
出来上がったドアロックアクチュエーターを定位置に戻します。
その際、きついと思いますので、T 30トルクスネジを取り付ける場合は、均等に徐々につけていった方が良いと思います。
ちなみに、ドアスタビライザーをつけていますが、トルク指定は5ニュートンです。
力任せにやるとネジが死にます。ww
問題は、このイージークローザーを稼働させるためのモーターと、電源をどこから頂戴するかです。
これはもちろん指示がありません。
クラスポは何のデータもありませんでした。
まずは条件とすると、
1,窓ガラスに干渉しないこと。
2,このモーターまでのワイヤーは、90%位の張りで取り付けること。
220クラウンの時はドアが大きかったので、ドアの下の部分にモーターを貼り付けましたが、クラスポはドアの下部分には補強バーが邪魔して取り付けることができません。
そこでですが、この補強のためのサイドバー沿いにワイヤーを這わせ、前側のところに貼ることにしました。
というか、おそらくここしか設置できる場所はありません。
くどいようですが、気をつける事は窓ガラスには絶対干渉しない位置。
あまりフロント側に持っていくと、ワイヤーが引っ張りすぎて、固定のための貼り付けができなくなります。
ですのでちょうど良い位置に取り付けましょう。
もう一つは、このサイドバーに直接干渉するように貼り付けると、ドアアクチュエーターが動いた瞬間にモーターが動いて全体に振動伝わってしまいます。
なので、私はこのサイドバーにスポンジテープを入って振動を防ぎました。
ドアの中は撮影しにくいので、外側からのイメージですが、オレンジの点線がドアの補強のサイドバー。
右側の取り付けしたドアアクチュエーターからワイヤーを這わせてます。
丸の位置がモーターの位置でそこから出てる電源線をブラックボックス(配電盤)から外に出すイメージです。
こんな感じでテープで止めていきます。
テープ止めの場合は、その都度、脱脂をしたほうがいいと思います。
次はこのボックスを外します。左右に10ミリで止まってるので、外せばすぐに外れます。
私はこのようにして出しました。
いよいよ電源ですが、一応手引き書にはウインドウスイッチ等からと書いてますが、220の時には安定しませんでした。ボディーアースはもっと安定しません。220の最初の頃はボディーアースと言う指示でしたが、接触不良(電源供給不足)が起きました。
こちらから、ただきます。
これまたアルミ線ですので、カシメる場合はやり直しが効かないと思って1度で決めたほうがいいと思います。
やり直しは断線の元になります。。🥹
テスターでしっかりと測られたほうがいいと思いますが12ボルト(常時電源)が白線でアースが白黒線です。
ちなみに、これ運転席側ですので、助手席側は上と下が逆になります。
これで電源供給はオッケーになりました。
写真は元に戻していますが、この前に、
窓ガラスが当たらないかのチェックと
、ドアアクチュエーターが自動で動くかのチェックを必ずしたほうがいいと思います。
こんな感じでウインドウスイッチを仮に戻して、エンジンをかけると、ドアは上下しますのでチェックができます。
アクチュレーターの作動は、ドライバーなどで押してあげると自動で動きます。ドアノブを開くと戻るはずです。
最後に内張りを元に戻して終了です。
ところで…。後ほどアップしますが、自分なりにデッドニングなどもスピーカー交換のついでにやりましたが、ドアが重くなりました。
そうすると…
結果的に、半ドアがあまり起きなくなりました。これっていいんだか悪いんだかわかりませんが、結果的にオッケーです。ww
https://youtu.be/Aynka_ylKM0