レンジローバーのパナードロッドブッシュ交換に関するカスタム事例
2023年01月29日 20時44分
1987年式クラシックレンジローバーに乗っています。(model yearはDA) 中古並行物、3.5LガソリンV8 EFI、LT77 5速マニュアル、手動センターデフロック可能なLT230Tトランスファー。 ボディカラーは、元色はカスピアンブルー。2021年秋にセルフオールペンして艶消しベージュへ。 布シートでパワーシートなし、サンルーフなし、ABSなしの無い無い尽くしのシンプルな仕様。 2023年にフルコン化しました。 他にジムニーSJ30 とJB23 も持ってます。
先週までに、左右のラジアスアームのブッシュを交換しましたので、
次は… お察しの通り、パナードロッドブッシュです😀
この土日、晴天だったので露天DIY整備の私は引き続き作業を行いました。
写真は交換後です。
足回りのボルト・ナットは強力なトルクで締め付けられているので、前日からラスペネ吹いておいてもなかなか通常工具での人力のみでは外れません。
歳をとっているので、悪あがきせず鉄パイプ延長でサクッと緩めます😅
鉄パイプ延長すると、比較的軽い力で緩みます。
ボルトはギリギリホーシングに当たらず外せました。
(ボルトは写真手前から奥へ抜いています)
ホーシングのブラケットが斜めにカットされているのはこのボルトが干渉しない様にかな?
私が乗り始めて26年経っていますが、初めて外したわりにはボルトが錆びてないです。
メッキが良かったのか??
パナードロッド外れました!
ブッシュは思っていたよりも痛んでいませんでした。
もっとゴムが飛び出してると思ってました。
いつものレンタルピットで毎週油圧プレス借りてます💦
打ち抜きジグはいろいろ考えましたが、下はレンジのキャリパーピストン。(捨てなくて良かった〜)
上は19mmのインパクトレンチ用ソケット。(これがブッシュの外径30mmにピッタリでした)
9トンで抜けました。
左が新品、右が古いブッシュ。
外観的にはひび割れはありますが、変形などの劣化はあまりしてないように見えました。
新しいブッシュを圧入。
ついでに泥と油でパックされていたところをスクレーパーで清掃。
その後、サビキラー塗ってから艶消し黒塗装。
パナードロッドがはまるところも錆を落として、サビキラー塗ってからの黒塗装。
金属同士が接するところには錆防止のためグリス塗布しました。
ボルトナットを規定トルク89Nmで締め付けて完成。
交換後はお楽しみのテストドライブ。途中ジェラートを食べながら一般道と高速道路を80kmほど試運転してみました。
高速は新東名を120km/hまで出してみましたが、今までちょっとフラフラしてたのが、ビシッと直進するようになって安定感が増しました。
また、先日のラジアスアームブッシュの交換でホーシングのバタつきが減りましたが、パナードロッドブッシュ交換でさらにバタつきが減り、しっとりとした乗り心地になりました。
特に減速帯(ゼブラ模様の凹凸)を走っている時のガタつきが大幅に減りました。
これがほぼ新車時の乗り心地なんですね。
リアも交換したくなってきました😅