テリオスキッドの修理・定番トラブル・オイルフィルターブラケット・DIY・クソ設計に関するカスタム事例
2024年12月11日 21時54分
テリオスキッド定番トラブル修理。
オイルフィルターブラケットのOリング交換作業を行いました。
最初はオイル漏れの原因が分からず、林道でオイルパン打ったかと思いましたが下見るとどうやら無事。上見ても分からない。
マフラーと、タービンの近くから煙吹いてたので最初はタービンが怪しいという事でタービンを注文しました。
しかし職場の元車屋から有力情報が手に入り、ダイハツはコレが多いと、調べてみたら超定番トラブルのようでした。
外してみるとOリングは完全に潰れて硬化。ペラペラでパリパリのプラスチックのような状態でした。
ブロックから突き出てる部分の小さなOリングも同時に交換。こちらもパリッパリでした。
結果だけ先に書きましたがここに到達するまでが超苦難の道。
まず、自分ではここまでの作業スキルが無いので、友人である車の整備に自信ニキを召喚。
まずは邪魔なパイピング類を全部取っ払います。
この後さらにブローオフとインタークーラーの導風カバーも取ってます。
調べてても分かりますがテリオスキッドはとにかくエレメントの根本まで到達するのが困難。あらゆる物が邪魔です。
今回はタービンと触媒を切り離して、その隙間から作業をする事になりました。
最初疑ってたタービン自体はガタもなく無事でしたので、注文してた激安中華新品タービンは使わずに純正再利用。ただ付属品でガスケット類がいてくれたので、追加で何も注文する事なく作業を完結出来たのでオッケーです。
コレがそのエレメントのブラケット。これは表側で、裏側に1枚目のようにOリングが挟まってます。
このブラケットの2点止まってるうちの、右側のボルトが触媒が邪魔でどうしても工具が入らないのです。
なんとか触媒をずらして工具が入りましたが、ここから今度はオイルリターンパイプに干渉して取り出せない。結局それも外して、何とか取り出して、ようやくOリングが交換出来ました。
整備自信ニキはボルトで触媒を引っ掛けて固定してました。流石の技です。
しかし彼を持ってしても作業は超難航。手探りと思考のオンパレードで、全作業時間は4時間半ほど。普通の素人ではとても手が出せないレベルに感じました。
自分だけなら完全に店に投げてるレベルです。
だけどもEFエンジンの定番トラブルらしいので、何とも厄介です。
ヒイコラ言いながら腰を痛めながら作業してくれたニキに感謝です。
頼んでた激安タービンは予備として持っときます。今回は付属品の一部のみ使いました。
あとはしばらく様子見して、漏れが止まることを願います。
マフラーからの白煙は単純にオイル入れすぎてた説と、ブローバイがかなり多かったのでそれの線が濃厚。
ブローバイキャッチタンクも付けてみます。
とりあえずこれで問題なく動ける状態になりました。友人と職場の人とネット上の情報の力が無ければここまで辿り着けなかったので皆様に感謝です。